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ソロモンの詩篇2 ~魔法の指輪と禁忌の呪文~
著者 著者:HALO
全寮制魔法学院に入学し、恋に魔法に勉強にと奮闘中のアルヴィス。ミノタウロスの襲撃に対抗した魔法が暴走し、秘められた能力の片鱗を見せる。それは本人が知らない、彼の先祖にまつ...
ソロモンの詩篇2 ~魔法の指輪と禁忌の呪文~
ソロモンの詩篇 2 魔法の指輪と禁忌の呪文 (KCG文庫)
商品説明
全寮制魔法学院に入学し、恋に魔法に勉強にと奮闘中のアルヴィス。ミノタウロスの襲撃に対抗した魔法が暴走し、秘められた能力の片鱗を見せる。それは本人が知らない、彼の先祖にまつわる「あること」に起因していた。禁忌とされる指輪に導かれ、夢の中で「始祖十二賢者」の一人と接触して力をつけていく。一方、学院講師のクラウスは彼が「失われた十三番目の賢者」の関係者だと見抜き、策謀にはめようとする。それが露呈し、クラウスは学校を追われるのだが……アルヴィスを巡って学院と世界が大きく動き出す!?
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歴史のつながり
2015/09/08 11:20
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
下級貴族ながら王立魔法学院に入学したアルヴィス・ヴァンガードは、第二王女のエルノア・アルテミスと出会い一目ぼれする。同じく始祖十二賢者の末裔であるロア・エルドラドやイヴ・クリストファ、リコリス・ミストラルらと知己を得るものの、元々見下されていたルナサ・バーミリオンと再会し、教師のクラウス・ルーンからは異常なまでに嫌われてしまう。
良い関係はこれまで通り維持しつつ、こじれてしまったエルノアとの仲を改善しようと動くアルヴィスは、失われた十三番目の賢者という存在に関わり、危険な目に会っていくことになる。
冒頭は前巻からストーリーが連続しているわけだが、もう少し状況説明をしつつ引き受けた方が良いのではないだろうか。連続して読むならともかく、時間が空くと上手く物語に入れない。書籍化する際の留意点だろう。編集がチェックすべき。
中盤から後半にかけては、物語が動き出して面白くなってくる。しかし、エミリアというキャラクターの行動は理解不能だ。