- 販売開始日: 2013/07/18
- 出版社: 幻冬舎
- ISBN:978-4-344-40208-9
ガンジス河でバタフライ<豪華立読み版>
著者 たかのてるこ (著)
20歳にして、長年夢見ていたひとり旅に出たてるこ。極端な小心者だからこそ、五感をフルに稼働させて、現地の人とグッと仲良くなっていく。インドでは聖なる河ガンジスを夢中で泳ぎ...
ガンジス河でバタフライ<豪華立読み版>
ガンジス河でバタフライ
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商品説明
20歳にして、長年夢見ていたひとり旅に出たてるこ。極端な小心者だからこそ、五感をフルに稼働させて、現地の人とグッと仲良くなっていく。インドでは聖なる河ガンジスを夢中で泳ぎ、ぶつかってしまった人に謝ると、なんと流れゆく死体だった……。ハチャメチャな行動力とみずみずしい感性が大反響を呼んだ、爆笑紀行エッセイ第一弾。
本ファイルは幻冬舎文庫『ガンジス河でバタフライ』の全350ページのうち41ページ分を収録した<豪華立読み版>です。全編を収録した製品版も、ぜひ各電子書店でご購入下さい。
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ハラハラドキドキ
2008/09/20 17:05
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガンジス河でバタフライ たかのてるこ 幻灯舎文庫
タイとインドでの女ひとりの旅行記です。1992年2月、作者21歳のときで、今から16年前になります。前置きが長くてなかなか旅が始まりません。
彼女の行動には無茶が伴い、そういう点で、外国人のパワフルな姿と重なります。今年6月に栃木県日光市で見た、バスを手で制して止めた南米人男性を思い出します。
何のために、そのような苦難を味わう旅のしかたをしなければならないのか。ふつうなら両親や教師、職場の人たちに不満があってとなるのだが、作者の場合は、本の最後のほうで、それらの人たちが大好きで、とても愛していますと宣言しています。同じく海外旅行好きであった彼女の兄の影響が大きいのでしょう。ただ、親の立場としては、がんばるやり方が違うのではないかとみてしまいました。彼女の場合、親子の対立がそれまでにあって、親としては、もう争っても無理だとあきらめたのでしょう。
181ページから183ページの記述はいい。日本では首を横に振ると「いいえ」の意思表示ですが、インドでは「はい」の意思表示になるそうです。
旅は人を成長させてくれます。駅で夜を明かす彼女は、裸の大将山下清画伯のようです。しかもインドの駅です。わたしなら怖くて一睡もできません。296ページ、ガンジス河でバタフライをしながら河の中央へ行くと、とても怖いものに当たってしまいます。(何かは秘密です。)距離感と時間の感覚が、江戸時代の日本のようです。時系列的な書き方はちょっと読みにくい。それから、前半はああでもない、こうでもないという繰り返しの記述と、自己陶酔的記述が読みにくかった。(女性の読者には好まれるかもしれません。)後半になるにつれて、無駄な部分がなくなり、作者の心情がくっきりと描き出されていきます。いい文章です。205ページの景色は、おそらく奈良時代の平城京にもあった景色だと思います。
作者は、話したいことがいっぱいある人です。よき聞き手が伴侶として望ましい。
普通の旅行記とは違う!
2004/03/09 14:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かね - この投稿者のレビュー一覧を見る
僕は旅行が好きです。
でも、今はそんなに暇がないので、最近は旅行記を読んで色んな
世界を旅した気分に浸っています。
そんな中で出会った本がこの「ガンジス河でバタフライ」です。
この本は本当にオススメです!
著者は、外見は怖いもの知らずなのですが、実は小心者の女子大生。
そんな彼女も大学生活で何か思い出を、として考えたのが海外一人旅。
今まで海外のどこにも行ったことのない彼女がシンガポール、マレーシアを
旅するというものです。その旅の中で、彼女は現地の人はもちろん、屋台で
隣で食べているおっちゃん達とも触れ合い、人と人との触れ合いのおもしろさに
ハマっていきます。そして、日本に帰った後も海外に行きたくていても立っても
いられなくなります。
そして、彼女が次に行くことを決めた国は、タイトルからも分かるようにインド
です。なぜインドに決めたか、なぜ彼女はガンジス河でバタフライをしている
のか、それは本を読んでのお楽しみ!
その理由は、本当に笑いますよ!
でも、笑いだけじゃなく、人や異文化と触れ合い、自分がどう感じたのかという
ことが伝わってくるこの本は他では絶対に味あえないと思います。
今まで一度も海外に行ったことのないと言う人や僕と同じように時間がなくて
旅行に行けないという人、ぜひ読んでみてください。
彼女が出会った人たちと自分がまるで会って話したかのような感覚に
なりますから!
1人旅デビュー
2002/03/19 23:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すいか - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず表紙にびっくりしました。ガンジス河と思われる河で女の人がバタフライをしてる…インパクトがありますねー。読んでみて、てるこさんに親近感がわきました。1人旅をする人ってものすごくしっかりしててすごいなーって思ってたけど、著者は小心者で怖がりで方向音痴。英語もそんなにぺらぺらではないけれど、もちまえの明るさと好奇心で、色々な人と出会っていきます。この本はアジア編とインド編にわかれていて、初めての1人旅、そして2度目の1人旅の様子が描かれています。
見知らぬ町で、人と出会い、そして別れていく…。とても楽しんで旅をしている様子にひきこまれました。
一人旅の本です。
2015/08/28 16:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらも、題名にひかれて手に取った本です。著者のパワーに触発されて、読んでいるこちらも元気が出る本だと思います。著者の旅もですが、本のネーミングも素敵だな、と思います♪