電子書籍
バカップルの達人
2015/03/26 08:43
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投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
入間人間さん本当にバカップル描くのうまいわ。大抵カノジョといっしょにいるには何か理由がないといけない、ならカノジョを好きになればいいんじゃないか。そんな「俺」と、カノジョを好きなのに関われない「僕」の12か月の話。
紙の本
まあまあ
2012/12/28 17:27
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投稿者:けんたろー - この投稿者のレビュー一覧を見る
キャラクターの個性は入間人間ならではって感じかします。ファンなら買って読んでみてもいいと思う。
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大学の入学初期からずっと一緒にいる彼女
そばにいるのがしっくりきて、楽しくて
出来るならばいつまでも一緒にいたいと思うけれど
そんな彼女が好きかと言われれば、俺は答えに窮してしまい——
彼女を好きになるための
12ヶ月が始まる
*
テーマに思うところがあり購入
もしかしたら答えが見つかるかも知れない期待
この距離感と
この執着に
名前があるのなら
それが「好き」であったらいいのに
結局、主人公の心境はとても共感できて
答えがわかるような、
でもはっきりとは言えないような
そんな歯がゆい感じまでリアルに感じられて
やはり最後に残ったのは苦笑
彼女は美人かも知れないけど
性格どうかと思う←
とりあえず人の迷惑を考えず部屋を水浸しにするような躾のなってないのは
自分だったら引くなぁ…
図々しいし…
それが愛の力?ラブイズブラインド?
読み始めてすぐ、彼女は主人公のことが好きだとわかったので
なんかもろもろの行動がどうも嘘くさく…作りっぽい
家を知ってるのはさすがに怖かったし…
思われ人への拒絶具合も半端なくて嫌だなと思った。
いやリアルにストーカーとか恐れるのも勿論わかるけど。
…難しい
もう一人の主人公くんも
また違った方向から「彼女を好きになる方法」を探している
読んでいるこっちまで胃が痛くなって
お願いだから早く諦めてくれ…ッ!と思うことしばし
彼の幸せだって、自分は願いたいな
頑張れ
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彼女と一緒に居るために彼女を好きなりたい男の話。
と
彼女を猛烈に好きになってる男の話。
自分としてはどちらも共感できた。
一緒に居たいから好きになるというなは、おかしい気もするが間違ってはいないと思う。
世間にはタバコをやめたいから妊娠した親。妻と別れたいからよそに女をつくった親。
現にそういう人間はいる。目的の為に素直な人達だ。
彼女を猛烈に好きになる男の考え方もわからなくは無い。
意中の人以外はどうでもよくなるのは理解できる。
いや、でも追い回してストーカーはキツイ。リアルでは破滅ルート確定なので理解はしがたい・・。
というか、この作品でストーカーは2人いる。
一人は彼女を猛烈に好きな男。
もう一人はなんと「彼女」だ。
作品中には足が大きくて可愛い女性として描かれているが、読み解くと怖い女である。
好きになりたい男に近づく女を排除していたり。
授業が終わるとすぐに「好きになりたい男」のところへ行く(これにより男は他に人間関係が築けなかった)。
家を教えた覚えが無いのに家にやってくる(彼女は「教えたからこれたんでしょ」と発言しているが、最寄り駅も違うのに教えただけで来られるものなのか?などと色々思うところはある)。
売られている新鮮エビをみて感傷的になる所などは、男に清純派アピールをする手段だと思う。この後の行動への下地作りだとも考えられる。
マンガを読む時に朗読しながら読むの癖がある。というのも計算だと思う。静かな待合室でそんなことをされれば他者から変な目で見られるのは明らかだ。それを実行して一緒にいる「好きになりたい男」と他者との間に壁を作ったり・・・。
「彼女」のような女性もきっと身近にいるのだと思う・・・いや、確実に居ると断言できる。
「好きになりたい男」を外部から孤立させて思考を奪い・・・
そして「彼女」は「好きになりたい男」の一生を手に入れて話しは終わる。
読み終わる頃には鳥肌がたっていた。
この話はまさに真夏の夜にふさわしい現代ホラー。
表紙に描かれている「彼女」の意味深な笑顔とピースサインがまた煽った・・・。
偏見かもしれないが私めにはこの「彼女」がとても怖くてたまらない。
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落ちそうもないお話だったのでどうオチを付けるのかと思いつつ読んでいましたが、これって落ちてないですよ。。。
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こんなものに何の意味がある。
微妙だな。素直にそう思う。まぁ……色々な意味で……。
でも正直に言うと、彼女は可愛かった。うん。それだけでいいだろう。
心が痛い。
追記:なるほど……、確かに彼女はストーカーと言えるかもしれない……。彼女に対する見方が完全に変わった……。
いやまぁそういう可能性は多分にあると思った。
ストーカーとは多少意が異なるとは思うけど、すごく付き纏ってるし、根拠は結構見つかる。腹黒いというか、計算高いというか……。
そう考えればちょっとは面白いかも。
(他のレビューを読んですごく納得してしまったので追記)
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んー普通に愛する者より愛されるものが勝ちという王道パターンだよなぁ。ストーカーどーとかってよりは打算ちうか、親近効果狙って近くにいるとか心理的に有効なことしてりゃ自然好きになるちう。この彼女がストーカーなら世の彼女の半数はストーカー扱いされるわな。良い男じゃなきゃ生涯理解できないだろけど。
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所々平坦で、それでも頑張ってる。
所々痛々しくて、それでも頑張ってる。
そんな二人を交互に描いて、人生の幸福と悲哀をこれでもかと演出する。残酷なほどに。
これが人生なんだ。これでも人生なんだ。
これが人間なんだ。これこそ人間なんだ。
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但しイケメンにかぎる
そんな小説。
救いもないし、どんでん返しもない。ある意味、現実そのままを描いているかも。
キャンパスライフがそれなりに充実(彼女とか女友達がいた)していた人は「俺と彼女」に感情移入するだろうし、そうでない人は「僕」に感情移入するんでしょうね。
意外と過去のトラウマが抉られてしまうかもなので、人によっては注意したほうが良いかと。
さらっと読めるのでオススメ
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危うく床に叩きつけるところだった。危ない危ない。なんの逆転劇も起きません。
ぼくが「俺」であるならばきっとこんな感じで、ぼくが「僕」ならば実に現実そのもので、彼女の振る舞いもそれも事実だろう。というか、そうありたいし、そうあって欲しいなぁ。
よーすると、リア充がまったりとリア充していて、非リア充がどうにもならない現実を過ごしてるだけです。それ以上でも、それ以下でもない。
そりゃどーにもならんわ。と現実をみなきゃいけない、ぼくには的確過ぎたのに過ぎません。
特になんにもないけどぼくは好きです。この雰囲気。
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"正直に言えば彼女のことは好きではないと思うが、なんとなく、好きでないといけないような気がした"
大学3年生になった俺とたいてい一緒にいる彼女。大学4年生になれば、顔を合わせる機会も減るだろうから、この1年の間に、「彼女を好きになる方法」を見つけなければならない。
"彼女を好きになるのに、理由は必要なかった。一目惚れだったからだ。"
僕が好きな彼女への距離はきわめて遠い。彼女の靴のサイズまで知っているのに、声すらも掛けられないし距離は一向に縮まらない。
「彼女を好きになっていい方法」を誰か教えてくれ。
「僕の小規模な奇跡」のなんとなく緩く気だるい読後感が気に入って、著者の最新作を購入。
会話のテンポが独特で、笑えるのか、笑えないのか読んでいてもよく分からないんだけど、ふとしたタイミングに面白いのかもしれないと感じてしまうのが妙な感覚。
ストーリー的には何か劇的なものがあるわけでもなく、12ヶ月の「俺と彼女」「僕」の二つの物語が淡々と流れていく。
ウチ自身はどちらかというと「僕」に近い所があるので、読んでいるとちょっとどんよりとしてしまいますが、人によってはドップリとはまってしまうのかもしれないですね。
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表主人公のバカップルの話は特筆事項なし。ただの青春。普通の恋愛小説な感じ。好き合って成就してハッピーエンド。
裏主人公の話はただひたすらに胸が痛い。自分もストーカー気質で身に覚えがありすぎるからかもしれない。こちらは普通の小説であればまず取り上げられない、恋愛が成就しない気持ち悪い側のエピソード。失恋して、前向きになるかと思いきやそのまま鬱々。普通の小説なら、失恋しても前向きエンドとかなるだろうけど、現実ではただひたすらに落ちていく場合も多いだろう。「事実は小説より奇なり」ということわざがあるが、この裏主人公の話は「事実を小説にした」という感じ。だがそれがいい。
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大学生3人のお話。男の子2人と女の子のお話。
とにかく僕は、気持ち悪いと思いました。
よくもまあ、こんなにてひどく書けるものだと感心したほどです。
全体としてはお話の起伏と言えるものはそれほどなく、いわゆる
「リア充カップルのいちゃらぶ生活をみてる」
ということに終始しているようにも見えてしまう。
最終的には、恋愛の形なんぞ人それぞれということに落ち着くが、いまいちすっきりしない。ああ、そうですか、という感じ。
けど個人的に登場する女の子が好きです。
こんな可愛い子をひきつれてなんたる贅沢な!と心でおさけびになった方も多いのではないでしょうか。
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人によって思うことが違うだろう著書でした。
僕の感想?
イタイ。すごく痛い。
吐きそう。泣きそう。
昔からそっち側です。
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2012 9/9読了。WonderGooで購入。
ある大学の、対照的な性格をした男子学生2人と、女子学生1人の、3年生の1年間の物語。
・・・え、なんぞこれ?! ってなる話。
結局、リア充カップル2人は1年かけていよいよラブっぷりを増し、非リア1人は1年かけてどん底に落ちていった・・・ところでそのまま終わった?!
・・・所詮非リアは非リア、救いなんかねーよ夢見るなよ、ってなことだろうか。
にしてもこれじゃ物語としてあまりに「転」がない気が・・・まさか続きがある??