- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2013/12/27
- 販売終了日:2014/01/10
- 出版社: KADOKAWA/メディアファクトリー
- ISBN:978-4-04-066458-3
読割 50
電子書籍
視えるんです。
著者 伊藤三巳華
小さい頃にお化け団地で育った著者。半透明なおばけ乳母たちの英才教育を受け、お化けの世界を教えこまれたそうです。「幽霊ってホントにいるの?」とよく聞かれ、正直、「います」と...
視えるんです。
視えるんです。 1 (幽BOOKS)
商品説明
小さい頃にお化け団地で育った著者。半透明なおばけ乳母たちの英才教育を受け、お化けの世界を教えこまれたそうです。「幽霊ってホントにいるの?」とよく聞かれ、正直、「います」とははっきりいえないという。「いる」とは言い切れないけれど、視えて、聞こえて、話して・・・と三巳華さんの日常の中でごく自然にありうる風景を描いのが本作品。三巳華さんいわく、「自分はホラー好き=幽霊好きというわけではありませんが、幽霊達のみせる「人間らしさ」に、「怖い、悪い」だけの存在とは思えない部分があります。書くことで幽霊たちが浄化につながれば、という思いで描いています」。
視える日々をつづったまがまがしくも可笑しい実体験、全16編。
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怪談エッセイ
2016/07/18 20:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり夏は怪談ですね。
本書は不思議な体験談を惜しみなく披露するコミックエッセイ。幽霊の存在について「イエスとはハッキリ言えない」、「全て私の妄想の産物かもしれない」、「ただの怖い話として読んで頂いても構いません」という伊藤氏のスタンスが気に入りました。全16話。どの話も明確なオチはなく謎のママ終わるところが、逆にリアルです。絵は結構怖いです。京極夏彦氏や北野誠氏等の有名人も登場。個人的には、「あの日、伊藤はハトだった」で、末期ガンのおじいちゃんの死(?)に際し、伊藤氏が特殊な能力を発揮できない話が印象的でした。
私は20代までは、予知夢や金縛りを初め、不思議体験を幾度か体験しましたが、幽霊は見たことはありませんので、その存在については半信半疑です。ただ、東日本大震災の被災者の方々の数々の不思議体験は決して嘘ではないと思いますし、生者の側に何かあるのだろうと思っています。