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電子書籍
魔術王事件(上)
著者 二階堂黎人
二階堂蘭子シリーズ傑作巨編! 函館の実家に伝わる3つの家宝のうち<炎の眼>を持ち出した銀座のホステス・ナオミ(=宝生奈々子)を大胆なトリックで殺害した殺人鬼「魔術王」メフ...
魔術王事件(上)
魔術王事件 上 (講談社文庫)
商品説明
二階堂蘭子シリーズ傑作巨編! 函館の実家に伝わる3つの家宝のうち<炎の眼>を持ち出した銀座のホステス・ナオミ(=宝生奈々子)を大胆なトリックで殺害した殺人鬼「魔術王」メフィストは、残る<白い牙><黒の心>を狙って宝生家の縁者を襲う。奇術道具の回転ノコギリが芝原悦夫の婚約者を切り刻み、宝生貴美子は連れ去られる――。(講談社文庫)
目次
- 紫の魔術王
- 魔術王事件
- 黒の魔術王
- 白の魔術王
- 緋の魔術王
- 銀の魔術王
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魔王の酸鼻極まる跳梁
2022/07/21 11:34
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投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
複数の作品をまたいで登場する名探偵の宿敵として『悪魔のラビリンス』から活躍(?)する魔王ラビリンス。名刺代わりの少事件だった前作を経て、いよいよ本格的に血の雨を降らせ始めます。
北海道の資産家一族を見舞う残虐な殺人と不可解な事件の嵐。古臭いことは否定のしようもないですが、たまには洗練とは無縁な大時代なミステリーを読みたい。そんな向きにはピッタリの一冊。本編冒頭の、舞台上で演じられる人体切断マジックが、手品ではなく本当に人を切り殺していたという、良い意味で荒唐無稽な惨劇からお腹いっぱいになります。