商品説明
最初の異変は、脱ぎ散らかして出かけたスリッパが、帰宅したときに揃っていたことだった。独身の僕の部屋には出入りする人間もいないのに。それから毎日、帰宅するたびスリッパは少しずつ奥の方に移動していって……。スリッパは、ひとりでに、一歩ずつ進んでいるのか!? 僕は同僚の研究者・小泉に相談を持ちかけた(「一歩ずつ進む」)。思いもよらない不可解な謎と論理のアクロバット。異色のミステリー短編集!
著者紹介
石持浅海 (著)
- 略歴
- 1966年愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。「アイルランドの薔薇」で本格デビュー。ほかの著書に「わたしたちが少女と呼ばれていた頃」「三階に止まる」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
ちょっとだけコワイ。
2015/12/11 21:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編6話が入っててどれもちょっとコワイ。
表題作『二歩前を歩く』も「ありゃコワイ」って思ったけど
『一歩づつ進む』がちょっとキタ。帰宅して自分のスリッパが動いてないかしばらくの間怖かったです。