- 販売開始日: 2014/04/24
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: HARTA COMIX
- ISBN:978-4-04-726147-1
ブラステッド 1
著者 著者:室井 大資
室井大資が放つ、衝撃のバイオレンス・ノワール! 二千人の構成員を擁するヤクザ組織、徳田会。穂村は、その末端の二葉組で裏カジノやクラブを取り仕切っている。ヤクザの世界に対し...
ブラステッド 1
09/26まで通常704円
税込 11 円 0ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
室井大資が放つ、衝撃のバイオレンス・ノワール! 二千人の構成員を擁するヤクザ組織、徳田会。穂村は、その末端の二葉組で裏カジノやクラブを取り仕切っている。ヤクザの世界に対して傍観者の立場をとる彼だったが、店でのささいなトラブルをきっかけに、暴力の渦に飲み込まれていく。
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書店員レビュー
隔月間『フェローズ』...
ジュンク堂書店新潟店さん
隔月間『フェローズ』掲載のバイオレンスノワール。
主人公が学生時代から「なんとなく」続けていたアルバイトが、暴力団の「表」向きの商売だったと言う理由で、「なんとなく」準構成員として組み込まれる。なんとなくの日常の中、ある日突然、嵐のような殺し合いの抗争に巻き込まれるという話です
黒と白のコントラストが異様に目に付くこの作品は、世界の中の「暴力」が、いかに潜み、機能しているかを描いています。
ほんの一話、二話の間に、主人公が殺し合いに巻き込まれる姿は、現実離れしているようでいて、誰が、何時巻き込まれてもおかしくない、狡猾な「機能」としての「暴力」の姿をくっきりと浮かびあがらせています。まるで現実味のない戦争の中だけでなく、安定と安全に浮かぶ生活の、ほんの薄皮一枚下には暴力が機能し、うごめいていることを感じるマンガです。
後半は、わりと「?」な展開が多い気がしますが、一巻だけは読んでおいて損のない作品ですし、あるいは完結して通読すれば別の味わいもあるかもしれません。なので☆三つです。
コミック担当 渡辺