維納音匣の謎
著者 太田忠司
「ウィーンの銘菓とモーツァルトの夕べ」の最中、ピアニスト・杏が殺された。傍には『美しき青きドナウ』を奏でる骨董オルゴールが…。この状況の意味するものは?犯人の真の目的は?...
維納音匣の謎
商品説明
「ウィーンの銘菓とモーツァルトの夕べ」の最中、ピアニスト・杏が殺された。傍には『美しき青きドナウ』を奏でる骨董オルゴールが…。この状況の意味するものは?犯人の真の目的は?作家探偵霞田が奔走する中、杏愛用のオルゴールが二台、紛失していたことが判明、さらに新たな殺人が!オルゴールは何を語る?
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出番を厭う名探偵
2003/06/10 10:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:PNU - この投稿者のレビュー一覧を見る
霞田兄妹、ふたたび。妹が現場に居合わせた縁で、殺人事件の捜査に探偵として駆り出される兄。こういった小説の常、警察は信じられない抜け作ぶり。
あいかわらずヒロインは無邪気にして天真爛漫、アニキの苦労がしのばれたりもして。犯人は途中で予想がつくけれど、探偵の苦悩が読者を最後まで惹きつけてくれます。しかし三条刑事は、ラスト、あれはないでしょー。もしかして…? とは思ったけれど、そんなの女性には侮辱ですよ、ギャフン。