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自分探しと楽しさについて
著者 森博嗣 (著)
老若男女を問わず、「自分探し」を続けている人は少なくない。自分の存在は、自分にとって最も明らかなはずなのに、なぜ見つけることができないのだろうか。現実に多くの人が、自分の...
自分探しと楽しさについて
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自分探しと楽しさについて (集英社新書)
商品説明
老若男女を問わず、「自分探し」を続けている人は少なくない。自分の存在は、自分にとって最も明らかなはずなのに、なぜ見つけることができないのだろうか。現実に多くの人が、自分の生き方に悩み、自分探しを続けている。もちろん、個々人が置かれた状況はさまざまであり、万能薬は存在しない。その事実を踏まえたうえで、人気作家が、「あなたの中の前向きな気持ち」を、そっと引き出してくれる一冊。【目次】まえがき
著者紹介
森博嗣 (著)
- 略歴
- 1957年愛知県生まれ。作家、工学博士。「すべてがFになる」で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著書に「スカイ・クロラ」「神様が殺してくれる」など。
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電子書籍
前向きな自分自身を見つけ出せてくれる書です
2018/12/21 09:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、人気作家である森浩博嗣氏による自分探しについて書かれた書です。私たちの周りには自分探しをしている人が結構いるものです。なぜ、人はそんなに自分探しをするのでしょうか。そして、自分探しの後に何があるというのでしょうか。同書は、人はいろいろなことに悩み、それを解決する一つの方法として自分探しをすることを問て言います。そして、自分探しをするということは前向きな姿勢のあられだとも言います、同書は少し勇気を与えてくれる良書です。
電子書籍
普通に買って読んでいいと思います。
2014/11/23 18:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こーぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
20代 社会人2年目(男) ビジネス書は特にこだわらずちょこちょこ読みますが小説は読みません。森さんの本は今回偶然手に取りました(電子書籍なので手に取ったではないかな。)。
まず正直な感想、本(映画等含めて)を読んで、こんなに作者に興味を持ったのは初めてです。私は数で示せないことが心苦しいですが、タイトルのみで本を漁るので、色々な作家さんの本を読んでいるはずですが、作家さんの名前を覚えたことはないです。でも、今回は森博嗣さんという作家に興味を持ったことが驚きです。
すいません。肝心の本の内容ですが
1 自分とはどこにあるか
2 楽しさとはどこにあるか
の2つを起点に(結局この二つは同じことのようです)、他者や社会との関係を、森さんの思いついたように、あるいは普段から考えていることを綴ったものだと思います。そういう意味で、よくある自己啓発本なるものとは一線を画するものだと思います。
特に学べたことは、私は常に他人や社会の目ばかりを気にして自分らしさを出せないと悩んできましたが、それがいかにどうでもいいことかを自分なりい感じられました(「自分らしさとは」についても語られています。)。また、昔と今の若者について語られている部分がありますが、その視点も昔の若者を知らない私にとって、別視点をもらえたと思います。
私は、今回の本に限らず他の本でもいいので一度森さんの本を読んでもらって、本の中で語る森さんの思っていることをぜひ多くの人に知ってもらいたいと思いました。森さんの個人的な思いではなくてすごく客観的で、素直な視点だと思います。あと、自分と他人や社会との関わり方で葛藤している人がいれば、読んでください。いい言葉が思いつきませんが、救われると思います(自分ということを考えて悩める人って、純粋にすごい価値ある人だと思います。)。
付け足しですが、所々に登場する森さんの()の言葉がおもしろいです。
では、読んでみてください。
紙の本
悩むことを楽しめ
2018/09/17 05:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シロップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
僕は社会(日本の文脈で考えれば世間か)というものの実体を頭で想像はできるが、実感としては捉えられていないなという感覚をずっともっている。それは今もだ(既にそれなりの年齢であるが)。それゆえ、その思いからいつ脱することができるのかとずっと思っている。たまにそのことへの思いが強くなり、それが将来への不安という形であらわれ悩むことがある。でもあまり気にしないようにしたい。先は長そうだし、死ぬまでに脱出できるのかも分からない。ただ他方で、そのことについて考えているプロセスを、案外楽しんでいる自分がいることにも気づく。これも僕にとっての「楽しさ」なのかも知れない。言えることは、自分の悩みをしっかり悩めるのは僕だけだろう。ただ、悩んでばかりいて、「時間の有限性」を忘れないように。
このように、上のような悩みをもっている自分にとって、本書は一つのヒントになった。