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騙王
著者 著者:秋目 人
何もせずに朽ち果てるくらいなら、口先だけで手に入れてみせよう。金も力も愛も、そして王座さえも……。 ローデン国の第二王子であるフィッツラルド。第一王子を後継者にと考える国...
騙王
騙王 (メディアワークス文庫)
商品説明
何もせずに朽ち果てるくらいなら、口先だけで手に入れてみせよう。金も力も愛も、そして王座さえも……。 ローデン国の第二王子であるフィッツラルド。第一王子を後継者にと考える国王からは疎まれ、その第一王子からは頻繁に刺客を送られ、茨の日々を過ごしている。このままでは、漫然と死を待つだけだ……そう考えた彼は決意する。相手が誰であろうと、騙りつくそう ―― すべては生き抜くために。 頭脳と口先で自らの運命を変えた、ある少年の物語。第17回電撃小説大賞4次選考作。
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紙の本
よくある架空戦記
2011/08/07 14:58
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル・オビで言うほど「騙り」がメインではない
むしろごく平凡な架空歴史小説
「口先だけ」とか「騙りつくす」とか言うならば、もうちょっと「表」と「裏」のトリックがあっても良かったと思う
後半は意味が分かりにくくご都合主義的な展開
主人公の持つジュブナイル性と、トリック・ミステリー性、復讐劇、戦史・政争劇とがごちゃごちゃして焦点が絞れない
もっと早い段階から軸となる伏線が効いていれば良かったのだろうが、キャラクター的にもストーリー的にも何がしたいのか分からない状態になってしまった