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天皇制と進化論
著者 右田裕規 (著)
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商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
戦前に強制・教育された皇国史観と、同時代に世界を席巻したダーウィン進化論とは、どのような関係性を築いたのか。思想警察や学校教育、生物学研究者としての昭和天皇表象を手がかりに、皇国史観と自然科学の対立を軸にして戦中期の政治体制の矛盾を照らす。
目次
- 序章 進化論と皇国史観
- 第1章 思想警察・検察と進化論(明治後半期の「生物」進化論の流行
- 丘浅次郎の進化論 ほか)
- 第2章 学校教育と進化論(一九一〇年代以前
- 第一次世界大戦と進化論教育 ほか)
- 第3章 昭和天皇と進化論(「生物学者としての天皇」という矛盾
- 「生物学者としての昭和天皇」登場の前史 ほか)
- 終章 昭和天皇のダーウィン像
著者紹介
右田裕規 (著)
- 略歴
- 1973年島根県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。専攻は歴史社会学。
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