鬼切り夜鳥子3 みちのく血煙慕情
著者 著者:桝田 省治 , イラスト:佐嶋 真実
源氏の宝刀「鬼切と蜘蛛切」を奪ったのは、全身に式神を宿した謎の女陰陽師、夜鳥子だった。それを義経と頼政、二つの源氏から放たれた猛者たちが追う。逃げる夜鳥子は、東北の雪深い...
鬼切り夜鳥子3 みちのく血煙慕情
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商品説明
源氏の宝刀「鬼切と蜘蛛切」を奪ったのは、全身に式神を宿した謎の女陰陽師、夜鳥子だった。それを義経と頼政、二つの源氏から放たれた猛者たちが追う。逃げる夜鳥子は、東北の雪深い山中で鬼退治を使命とする若い僧侶、求道に出会う。二人は、旅路の中で次第に惹かれあっていく。だが、求道もまた夜鳥子を追う者の一人だった……。鬼才ゲームデザイナー桝田省治の人気シリーズ、微エログロ+伝奇アクション第3弾。夜鳥子と求道の出会いを描く純愛編!!
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「ほな、八ちゃん。次は、卵、産んでみよか!!心配せんでも痛いのは最初だけ」
2007/06/30 13:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夜鳥子の身に刻まれた刺青が蠢くとき、式神たちが戦場を駆ける——。
時は平安時代末期。妖怪退治をしながらみちのくを旅する夜鳥子の前に1人の男が姿を現した。色とりどりの端切れ布を縫いつけた装束の青年僧、名前は求道。さらに彼女を追う武人、猪早太。2人は共に、夜鳥子が源氏の長老、源頼政の屋敷から盗み出した二振りの名剣を追ってきたのであった。何があっても他人を傷つけないことを第一に考える求道、目的のためには手段を選ばない早太、2人の男は夜鳥子の運命を大きく変えていくことになる。
『鬼切り夜鳥子』『鬼切り夜鳥子2 京都ミステリーツアー』に続くシリーズ3作目。ただし、これまで主役の1人でありながら、既に故人であった陰陽師夜鳥子の生前の物語ですので、他の作品を読んでいなくても存分に楽しめますし、読んでいる人はあちこちに出てくる懐かしい人物の影や遊び心満載の仕掛けにニヤリとすることでしょう。
夜鳥子と求道のコンビに、はすっぱな少女の舞を加えたデコボコ三人組が、みちのくを鬼退治しながら北上していく道中記。エログロ要素も前作比120%。1作目を読んでいる人は、あのラストに続くので心して読むように。