墨染の桜 更紗屋おりん雛形帖
著者 篠綾子
江戸幕府の第5代将軍・徳川綱吉の後継問題で世間が騒いでいたころ、父を亡くした京の呉服屋の一人娘おりんは、叔父を頼って江戸に出た。ところが、江戸の店はすでに閉じており、おり...
墨染の桜 更紗屋おりん雛形帖
商品説明
江戸幕府の第5代将軍・徳川綱吉の後継問題で世間が騒いでいたころ、父を亡くした京の呉服屋の一人娘おりんは、叔父を頼って江戸に出た。ところが、江戸の店はすでに閉じており、おりんは叔父夫婦と3人で長屋に暮らし始めた。身に付けた裁縫の腕で日銭を稼ぐうち、ひょんなことから、日本橋の越後屋の主と関わりをもつことになる――。はたして、おりんは江戸の店を再興できるのか。期待の新鋭の書き下ろし時代小説。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
おりんさんの今後に期待です。
2015/04/03 20:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:風戸槙 - この投稿者のレビュー一覧を見る
職場の近所の本屋さんで平積みされていたので、興味を惹かれて買ってみました。期待以上に面白かったです。
主人公に訪れる試練と、困ったときに差し伸べられる手のバランスが絶妙で、安心して読めました。決して押し付けがましくなく、主人公に足りない部分を教示してくれる越後屋さんや初音さん、先達の存在ってありがたいなと思いますし、自分もちゃんとしなくちゃいけないなと背筋が伸びる思いがします。今の時期、新しい職場で頑張ってる社会人さんにおすすめしたい本です。
女性らしい時代物
2016/01/17 16:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:asahino232 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性の時代物、4話からの短編ものではあるが読ずきで構成されている。京から江戸に出てきたおりんは叔父にもだまされる。が長屋の人たちとの交流もうまくいき、生計が立てられるようになるが、人間関係で越後谷と確執や、初音との出会い。
最後は江戸で京の照姫に「更紗屋のりん」ですと叫ぶと、付き人の関屋とともに会うシーンが良かった。