欲望バス
著者 望月花梨
毎週金曜深夜に学校へ向かう少女。昼間は優等生の彼女の秘められた行為…。思春期の少年少女の微妙な心情が、バランスを失った時…!? 独特の語り口と鋭角的な視線が光る、珠玉の作...
欲望バス
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商品説明
毎週金曜深夜に学校へ向かう少女。昼間は優等生の彼女の秘められた行為…。思春期の少年少女の微妙な心情が、バランスを失った時…!? 独特の語り口と鋭角的な視線が光る、珠玉の作品集。
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書店員レビュー
「望月花梨」という漫...
ジュンク堂書店千日前店さん
「望月花梨」という漫画家を知っていますか?
思春期の少年少女が持つ、心のほの暗い部分や歪み、憧れ。
欲望や無邪気な残酷さ、そして時に淡く差す光。
そういったものを繊細に、時に暗喩的官能でもって描き出す方……でした。
過去形にしたのは、今はもう漫画を描いていらっしゃらないらしく、著作ももう、ほとんどが絶版となっているからです。
この文庫は、現時点でまだ入手が容易なもので、初期短編集の『コナコナチョウチョウ』と『欲望バス』を纏めたものです。
「欲望バス」にて入り乱れる感情。
「泥沼ノ子供タチ」における無邪気な残酷さ。
「コナコナチョウチョウ」におけるほんの少しの光と、漂う官能。
「大人」と「子供」。
その境界でゆらゆらと揺らぐ少年少女にだけの光と影の世界。
私たちが少年少女だった頃。
それはただ、きらきらとしているだけのものではなかった。
と、思い出させてくれるのではないでしょうか。
……他の作品も是非、文庫化して欲しいものです。
(卯)
なつかしや〜
2021/10/09 20:34
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投稿者:Rol - この投稿者のレビュー一覧を見る
多感な時期に本誌で読んで単行本も集めてました。
改めて読んでも面白い。
他のも読みたくなったので買い直します〜^^