電子書籍
足軽の誕生 室町時代の光と影
著者 早島大祐
15世紀半ば、嘉吉の乱による将軍暗殺のあと、幕府は求心力を低下させ、首都近郊では一揆が続発。主を失った牢人が京にたむろし、博打に興じ、乱暴を行うなど混乱を生じさせていた。...
足軽の誕生 室町時代の光と影
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
足軽の誕生 室町時代の光と影 (朝日選書)
商品説明
15世紀半ば、嘉吉の乱による将軍暗殺のあと、幕府は求心力を低下させ、首都近郊では一揆が続発。主を失った牢人が京にたむろし、博打に興じ、乱暴を行うなど混乱を生じさせていた。その後の10年に及ぶ応仁・文明の乱で暗闘した足軽は、いったいどこから現れ、何をしていたのか。下剋上そのものといわれた足軽の姿を明らかにし、室町時代の実像に迫る。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
足軽
2015/08/16 10:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
室町時代に登場した足軽を通して、室町幕府の政治,京都および近郊荘園の様相の変化などを解いている。興味深い一冊。
紙の本
嘉吉の変の前後から応仁の乱までの室町時代の光と影を見る
2023/12/25 17:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の題(テーマ)は「足軽の誕生」であるが、室町時代に足軽が誕生したのであれば、当然足軽誕生以前の鎌倉時代、南北朝時代の合戦の実態や足軽の定義又、室町時代の足軽の生活が具体的に説明されているものと期待するが、一般読者にとってはそのあたりの説明が期待外れである。本書の序文にも「南北朝の動乱について記した太平記にも足軽は登場しているし、一般論としても、従来の戦場にも足軽のような下級武士がいなかったわけはないだろう」と著者は書いている。「足軽の誕生」という表題に拘ると本書の内容に物足りなさを感じる。「足軽の誕生」というテーマから離れて、副題の「室町時代の光と影」が本書のテーマであると認識して読む必要がある。