電子書籍
西部諸国シアター3 鏡の国の戦争
著者 著者:山本 弘 , 著者:グループSNE , イラスト:田口 順子
「闇の王子」ジェノアが買った奴隷娘のアイリス。驚いたことに、彼女は、リファールのリュキアン王女とうり二つだった。折しもドレックノール経済は、リファールの全面禁輸により、大...
西部諸国シアター3 鏡の国の戦争
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
鏡の国の戦争 西部諸国シアター 3 (富士見文庫 富士見ドラゴンブック)
商品説明
「闇の王子」ジェノアが買った奴隷娘のアイリス。驚いたことに、彼女は、リファールのリュキアン王女とうり二つだった。折しもドレックノール経済は、リファールの全面禁輸により、大打撃を受けている。事態を打開すべく、ジェノアは奇想天外な作戦を開始した!読者から募集したアイデアをもとに、鬼才、山本弘が綴る西部諸国シアター第3巻が登場!表題作の他、ドラゴンマガジン掲載作「魂の絆」と「言葉の仲介者」ルーインを主人公とした、書き下ろし作品「狂える森」を同時収録。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「魂の絆」は佳作
2001/09/02 14:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:賢者の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
西部諸国シアターはこの第三巻目で完結である。さて、今回もっとも印象深かったのは表題作「鏡の国の戦争」ではなく、ある盗賊と女魔術師の交流を描いた「魂の絆」だ。
実によかった。ストーリーはもとより、ふたりの意志が結ばれるアイデアも秀逸。最後まで予断を許さぬ展開で、ラストシーンでは読者へのカタルシスも忘れていない。ソードワールド短編としては、私にとって五本の指に入る佳作である。
あえてこの書評ではこの短編のくわしいあらすじやキャラクター構成など語らない。ぜひとも実際にこの本を手にとって、あなた自身の目でたしかめてほしいのだ。