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もろこし桃花幻
著者 秋梨惟喬
時は元末。世情不安の折から陶華は科挙受験を断念し、蜀への帰路を辿っていた。従者とはぐれ路銀乏しく道のり遠く、途方に暮れる陶華に声をかけたのは、愛くるしささえ感じさせる不思...
もろこし桃花幻
もろこし桃花幻 (創元推理文庫)
商品説明
時は元末。世情不安の折から陶華は科挙受験を断念し、蜀への帰路を辿っていた。従者とはぐれ路銀乏しく道のり遠く、途方に暮れる陶華に声をかけたのは、愛くるしささえ感じさせる不思議な女道士。続いて二人の行者、こましゃくれた少女、後ろ暗そうな商人、人の好さそうな侠客、と道連れが増えていく。やがて桃源郷かと見まがうばかりの農村に行き着き、宿を求める。ところが旅の疲れを癒す間もなく一行の世話係が殺され、村人が多数遺体となって見つかるという事態に発展。陶華らの中に下手人がいるはずだと、詮議が始まって……。『銀侠伝』『紅游録』に続くシリーズ第3弾、初の長編で登場。
目次
- 第一回
- 無敵の流賊、小さき城市に遭って留まり、放浪の軍師、無尽蔵の備えを以て鉄壁たり
- 第二回
- 陶生、桃の郷に杏霙に出会い、施孫、賊を弑して少女を救う
- 第三回
- 施行者、火焔地獄に乱舞し、袁小蘭、岩壁に洞窟を発見する
- 第四回
- 幽玄にして神秘なる桃源には、素朴にして親切なる住人あり
- 第五回
- 李五、首を斬られて庭石に晒され、行者、事件を検証するも真相に至らず
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もろこし第3弾
2020/06/09 15:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きなシリーズです。
この本だけで読んでも十分面白いですが、おそらく第1弾から読んだほうが
よりおもしろいかと。
まだまだ続いてほしいです。