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陰陽師(4)
管弦の才人・博雅の笛の音は、悪鬼を退け悪党の心を穏やかにさせる不思議の力を持つようだ。本人には全く自覚が無いのだが。そんな博雅を連れ出し、過去の応天門放火事件のあらましを...
陰陽師(4)
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陰陽師 4 勾陣 (Jets comics)
商品説明
管弦の才人・博雅の笛の音は、悪鬼を退け悪党の心を穏やかにさせる不思議の力を持つようだ。本人には全く自覚が無いのだが。そんな博雅を連れ出し、過去の応天門放火事件のあらましを見せる晴明。大伴家持の子孫・もののふである伴一族の悲運の歴史を描く「蟇」、父・秦道満の計らいで人魚の肉を啖わせられたがために、三百年の間、不老不死の運命を背負う比丘尼。彼女の晴明への願いとは? 美しく哀しいものがたり「白比丘尼」の2編を収録。
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枯れない花
2020/11/13 11:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
比丘尼と晴明、人ならざるものに近い二人のお話が切なく、最後の晴明の姿が儚げで美しかったです。…が。30年前だと!?博雅と同じく晴明いくつなの?と気になりました(笑)見た目から20代後半くらいかなぁと思ってました。
紙の本
人魚の肉を食べた女の物悲しい顛末
2002/07/23 23:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ビンゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
陰陽師第4巻。3巻の黒川主の話もよかったけれど、この巻に収録されている「白比丘尼」の話もよかった。人魚の肉を食べて不老不死となった女性の鬼を祓う予定が、枯れぬ花の哀しさを抱いた彼女が望むことは、安らかな眠りにつくこと。しんしんと雪が降る幕開けから、やりきれないラストまで、すごく印象に残る物語でした。
紙の本
この巻では晴明と博雅はタイムスリップ。それから不死身の比丘尼の登場です。
2002/04/27 00:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:torichan - この投稿者のレビュー一覧を見る
古の応天門炎上の謀略の真相を見極める為、2人はタイムスリップして行きます。そこで繰り広げられるドラマに入っていく晴明、思わず声を出して亡霊に追いかけられる博雅。しかしここでも謀略の裏に、男女の思いがありました。それから晴明が幼い頃に現れた不死身の比丘尼の始末のお話。人魚の肉を食べたら不死身になるそうです。百鬼夜行もありますし、なかなかに不思議な世界です。やはり、現代には鬼や妖怪はいないのかなあ。此の巻もなかなかよいです。
紙の本
個人的には原作の方に軍配。これはこれで面白いですが
2001/07/22 01:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆーき - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢枕獏の同名小説の漫画化。
「蟇」(ひき)
「白比丘尼」
の2話。
これはどちらも原作とはだいぶ離れます。
「ひき」の方は、応天門に出たあやかしの正体を見つけるために、牛車に乗って「陰態」の世界へ行く話。行くまでは一緒ですが、行ってからがオリジナルの設定となります。当時の政治の画策などが加わり、原作よりもさらにドラマチックな仕立てになっています。
「白比丘尼」の方は、人魚の肉を食べてしまったが故に不老不死になった尼から、鬼をはらってやる話。が、出だしこそ原作通りですが、途中からはオリジナルストーリーになっていきます。
う〜ん、個人的には原作の白比丘尼が好きだったので、この話はちょっといまいちかなあ…と思いました。