ゆーきさんのレビュー一覧
投稿者:ゆーき
紙の本いないいないばあ 改版
2001/09/14 23:58
ファーストブックに
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
息子が3ヵ月終わりごろに初めて買った絵本です。まだいないいないばあはわからないかな? と思い、見せたのですが、わからないなりにも絵が面白いのか、じいっと見ていました。
文自体も少なくリズムを持ったものだし、本も薄く、すぐ読み終わります。集中力のまだない小さい子供にはいいのでは? 興味を持ち出したら、親がアドリブでいろいろいれて楽しむと言うこともできそうです。
「初めて子供に絵本を…」と思われる親御さんにはぜひお薦めしたいです。
紙の本子どもへのまなざし
2001/09/15 00:07
ほっとさせられる1冊
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
我が家の子供は初孫なのですが、あちこちから横槍が入ります。あれしちゃいけない、これしちゃいけない、ああしろ、こうしろ、と…。「しつけ」という名で、大人に都合の悪い子供の行動を全部正していいものか? と疑問に思っていましたが、この本を読んで「0〜1歳代ぐらいは、要求をすべて聞いてあげてもいいのです」との言葉に、気持ちが軽くなりました。
やさしい言葉で、「子供とつきあうこと」について書いてあり、とてもほっとさせられます。子育てに悩んだ時、疲れた時、ぜひそばにおいておきたい本だと思います。
紙の本あたしンち 21巻セット
2001/09/15 01:14
決して立ち読みしては行けない本
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「あたしンち」は、いわゆるホームマンガ? と言うのでしょうか、家族の日常を書いたマンガです。
で、これが非常に面白い! 父/母/高校生の女の子/中学生の弟、という組み合わせなのですが、彼等は非常に個性的でありながら、ある種の普遍性も持っているように思います。「こんなのあるか〜?(^^; 」と言う変わったエピソードで笑い、そうかと思うと「うちもコレ、あったかも(^^; 」と笑い、…といった具合。
そうそう、この本、決して立ち読みしてはいけません。なぜかというと、必ず途中で吹き出してしまうような場面に遭遇するため、思わず「ぶわははは〜」とか笑ってしまい、周囲から怪しい人だと思われること必至だからです(^^; 他人の目のないところで読みましょう (笑)
紙の本陰陽師
2001/06/08 02:53
さらりと読みながらも考えさせられる
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クールな陰陽師の晴明と、お人好しの武士/博雅のコンビがおりなす、平安オカルト事件簿…といったところか。このホームズ&ワトソン的な二人が、平安の世に起きる鬼だの妖怪だのあやかしだのの事件に遭遇し、それを解決していくのだが、一話一話が独立した物語になっていて、さらりと読みやすい。
だが、その「さらりと」読む間にも、どこか哲学的な部分(というと敬遠されてしまうかな?)があって、ふと読みながらいろいろ考えてしまう。「人とは何ぞや?」とか…。
ひさしぶりに非常に面白かった1冊です。
紙の本名探偵コナン(少年サンデーコミックス) 105巻セット
2001/06/08 02:17
軽い推理ものが好きな人なら…
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元は高校生探偵だった新一が、組織の手にかかって小学生の姿にされてしまった!?というところから話が始まり、数々の事件(殺人あり、盗みあり…小物もありますが)を解決して行く、言うなれば少年版推理マンガです。が、「推理」面もそこそこ充実しながらも、幼馴染みとの恋愛、黒の組織との闘いなどなど、全体を流れるストーリーにも力がはいっています。子供の頃「ホームズ」「ルパン」系が好きだった人、「火曜サスペンス」「土曜ワイド劇場」系が好きな人にはおもしろいのではないでしょうか? どちらかというとライトな感じなので、がちがちの推理ものが好きな人にはちょっとお勧めできませんが…。
2002/07/24 23:12
さりげなくミッフィー出現度高し
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ミッフィー好きな一歳息子に買った本。
1〜10まで、各見開きに「ボールが1個」「ぞうが2頭」‥という
ように、大きく絵が描いてあり、子供と一緒に数えて遊ぶことができます。
が、そんな「数の勉強」なんて堅苦しいことを言わずとも、この本には
毎見開きごとにかわいいミッフィーが登場。
ブルーナの本で、ミッフィーがたくさん描いてある本‥と
探したら、これになりました(まだストーリー絵本には進む前です)。
息子もよくわからないながら、ミッフィーが出てくるだけで喜んでいます。
3歳ぐらいになったら「数字」も意識させたいと思いますが、今は
とりあえずミッフィーで喜んでくれるだけで満足。
紙の本のりもの
2002/07/24 23:05
キャラの出現度は少ないが乗り物の写真は秀逸
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最近電車が好きな1歳息子のために買った写真絵本です。
「ディズニー」とついてはいるけど、キャラはあんまりでてきません。
申し訳程度にちらりちらりと出てくるぐらいかな。
なので、ディズニーキャラが好きだから‥という理由の方は
がっかりするかと思います。
が、なんといっても掲載されてる乗り物の写真が秀逸。
特に1歳児の息子は、いろんな身近な乗り物をやっと認識しだした
ところなので、あんまり詳しすぎる絵本(例えば電車は電車でも、
特急○○、特急××、とか分類されてる本)はちょっとまだ厳しい。
この本は電車、新幹線、特急、バス、トラック、船、パトカー、消防車
など身近な乗り物が適度に出てきてちょうどいい。
乗り物マニア(?)になる前の小さいお子さんにはお勧め。
紙の本燃えよ剣
2002/07/24 22:55
男も惚れる男の…かも
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言わずと知れた新撰組副長、土方歳三。恥ずかしながら、あんまり歴史に興味がなかった私は(特に幕末以降〜近代は試験勉強するのが激烈に苦痛だった学生時代…)、新撰組に対する知識すら満足になかった(ドラマなんかでちらりと見たぐらいで、しかも記憶に定着しているのは池田屋で沖田総司が喀血するところぐらいか。貧弱な知識である)。
この本を手に取るきっかけになったのも、「風光る」という沖田メイン(主人公は架空の女の子なのだが)の新撰組少女マンガを妹に借りて読み、「新撰組」のなんたるかをきちんと把握してから…という、歴史ファン(さらにシブい新撰組ファン)のお歴々から見たら「なんて軽薄な!」とお叱りを受けてしまいそうなきっかけだった。
歴史ものは時代背景なんかが難しかったりすることが多いので、読みにくいことも多いが、この「燃えよ剣」は歴史音痴の私でも理解でき、すぐに世界に溶け込むことができた。
これまた軽薄な感想で申し訳ないほどなのだが、主人公土方歳三のかっこよさはやはり書いておかねばいけないと思う。女性だけでなく、男性にも惚れられるのではないかと思う、その潔さと一途さ。結構長い話なのだが、ついつい先が気になって読みとおしてしまった。
最近、価格、読んだ時間に見合うほど面白い本に出会えず、ついつい本を買い控えてしまっていたのだが、この本は久しぶりに「買って得した」と思える本だった。歴史音痴でもおすすめできます。
紙の本名探偵コナン 38
2002/07/24 22:22
既にトリックは難しすぎて解けない
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ストーリー的にはとても面白く読めました。
黒の組織との対決、少年探偵団、プロレス事件、服部&和葉のピンチ、と
いろんなジャンル(というかなんというか)の話がつまっていて、いろんな
好みの人にも楽しめるようになっていると思います。
が、さすがにもう最近のトリックは難しすぎて解けませんね。初期の頃は
それなりに推理が可能でしたが、もうこの頃のは解決編を読むまでちっとも
わかりません。ストーリーとしてトリックを楽しめる人ならいいですが、
自分で推理して楽しみたい人にはちょっと難しすぎて不評かも。
私は好きなんですが‥。(笑)
紙の本春にして君を離れ
2001/09/15 00:49
読後に切なくなる1冊。大好きな本です。
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クリスティの、いウェストマコット名義で書かれた小説の1つ。
他の方もだいたいのあらすじ等は書かれているので、それについては割愛しますが、とにかくこの本、ぜひぜひ読んでいただきたい。な〜んだ推理小説じゃないのか、とあまり期待しないで読みはじめたのですが、ぐんぐんひきこまれてしまいました。
読後、なんだか切なくなります。「知らない」ということ、「独善」や「自己満足」の残酷さなど、いろんなことを考えました。
推理小説ではないですが、とても大好きな本の1つです。
紙の本離乳食大百科 最新版
2001/09/15 00:32
これ1冊で離乳食はOK
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離乳食の進め方、時期に応じた離乳食のレシピ、病気の時の離乳食、よくあるQ&Aなど、もう離乳食についての A to Z がこれでわかります。これがあれば他に離乳食の本を買わなくてもいい!!
初めての子供で、初めての離乳食なの…という親御さんにはぜひお薦めしたいです。必要以上に手が混んだものばかりでないところも現実的でいいと思います。
紙の本かしこいママの育児の本 0歳から5歳まで、毎週の知育遊び260
2001/09/15 00:25
発達に合わせた「遊び」を紹介する本。各遊びにちゃんとうんちくが書いてあって楽しめる
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幼稚園の先生歴の長い著者が、実娘が子育てをする際にアドバイスした「発達に応じた、子供の能力をのばす遊び」をまとめた本です。0歳〜5歳まで、1年につき1週〜52週まで、毎週1つずつの遊びが提案されています。
この「遊び」は全部子供の発達の度合いに合わせてあり、また特別なものを買ったりしなくても、そのへんにあるものを利用して遊んであげられるのがミソ。1ページにひとつの割り合いで遊びが紹介されていて、その各遊びに最後には、「この遊びによってどんな能力を延ばそうとしているか」が説明されています。
日本の子供とはちょっと発達度合いが違うかな? と思うので、全くその本の通りに進めて行くというわけにはいかないと思いますが、子供の発達具合を見ながらの「遊びのヒント」としてはとても使える本です。
その遊びの「うんちく」を読みながら、親も「そうか〜、こんな能力をのばせるんだね〜」と噛み締めながら遊べて楽しいです(^^;
紙の本THEゴルゴ学 オフィシャル・ブック The encyclopedia of Golgo 13
2001/09/15 00:14
深い。深すぎる
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「オフィシャルブック」の名の通り、その厚さ/充実度は半端ではない。。
ゴルゴ好きな夫のために買ったのですが、相当ウケました(^^; あまりゴルゴを深く知らなかった私も面白く読めました。もう何から何まで細かく分析してあります。全狙撃数、総失敗率、依頼人の数、裏切りの数、はたまたSEXの体位分析まで(^^;
全400話の簡単なまとめもあるので、「あの話、どこに載ってたかな〜」なんて時に調べるのにも使えます。
いやあ、ほんと、すごい本です。こんなにすごいとは思いませんでした。ファンならもう絶対に見のがしてはいけないですね!!
紙の本アクロイド殺し
2001/08/08 01:40
ミステリーの常識をぶち破る作品。絶対のお薦め!!
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他の方々も書かれていますが、やっぱりこの本の一番のポイントは「犯人の意外性」だと思います。だから、あらすじもここには書きません。
私は幸いにもこれを読んだ時(ミステリマニアの高校生で、クリスティーにはまりだした頃だったな〜)、クリスティーの有名な1作だという以外に、この本に関する知識はありませんでした。読後、まず一番は「驚き」! 今まで常識だと思っていたミステリー界の「お約束」から敢然とはずれた本作に、「なんじゃこれは〜!!!こんなことしちゃっていいんか〜!??」と思いました(確かにちゃぶ台があればひっくりかえしたくなるかも)。
ミステリー好きを自負される方はたくさんいると思いますが、もう、とにかく、何をさておき、とりあえずまずこれを読んで欲しい。犯人を知っていてもいなくても(知っていない方の方が激震を味わえます (笑))、読んで欲しい本です。
まず読んで下さい。それからです。
紙の本杉の柩
2001/08/08 01:15
どちらかというとこれもラブロマンスがメイン
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クリスティーの、「ラブロマンスでありながらミステリー、ミステリーでありながらラブロマンス」な、本書。
幼馴染み同士で誰からも結婚するだろうと思われていた二人。ある日、美しい娘があらわれ、男は彼女に夢中になって行く。嫉妬に苦しむ主人公だが、ある日相手の娘は、何者かに殺され、容疑は主人公へと。。
主人公はエリノアという若い女性。そのせつない心情が生き生きとかかれています。ミステリーではあるのですが、ラブロマンスの方がメインといった感じ。
クリスティーの作り出す世界にぐいぐい引き込まれます。特に女性に読んでもらいたい1冊。