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陰陽師(5)
なんと唐渡りの琵琶・玄象が主役。いわくつきで妖しいものも憑いている玄象は、主上に弾いてもらえず、ストレスのあまり博雅の背に貼りつく「博雅朝臣 宣耀殿の御遊にて背より玄象の...
陰陽師(5)
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陰陽師 5 青竜 (Jets comics)
商品説明
なんと唐渡りの琵琶・玄象が主役。いわくつきで妖しいものも憑いている玄象は、主上に弾いてもらえず、ストレスのあまり博雅の背に貼りつく「博雅朝臣 宣耀殿の御遊にて背より玄象の離れなくなること」、藤原兼家の「あわわの辻」での鬼との遭遇という狂言事件に、播磨の陰陽師・智徳法師が関わり、二人の陰陽師の妖術合戦へと展開する大作「露と答へて」の2編を収録。
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ひっつき虫の玄象
2020/11/14 02:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
一つ目の話は博雅の背中にくっついて離れなくなった玄象の話で、駄々っ子のような玄象が可愛かったです。もう一つは高貴な男女の狂言から始まる話で、色々な面で晴明の非凡さが垣間見え、最後はしてやったり気分になれました。
紙の本
最初は博雅にくっつく琵琶の玄象という滑稽話。後半は男女間の鞘当に巻き込まれる2人でした。
2002/04/27 00:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Torikichi - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初のお話は、皆がいろいろ施す「加持祈祷」がおかしいです。後半は男女の鞘当に晴明が駆り出され、双方の思いを見破って、うまくあしらってしまうというお話です。途中にはそこでひともうけをたくらむ法師が出てきて、晴明と争うのですが、あっさり負けたりします。劇中で、侍女が姫に「あんな男と関係するのは許しませんよ」と意見する場面があるのですが、そういったことに関して、侍女が取り持ったり、いろいろしてたんでしょうねえ。面倒と言えば面倒ですが、まあ、「身分の違い」ってことで、恥ずかしいとかそういったこともなかったんでしょうね。この巻は、「悲しい恋心」やその「執念」とかはあまり出てきません。楽しく読める巻でした。
紙の本
琵琶「玄象」が博雅にとりついた?
2001/07/22 02:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆーき - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢枕獏の同名小説の漫画化。
「博雅朝臣 宣耀殿の御遊にて背より玄象の離れなくなること」
「露と答へて」
以上2話。
前者の方は完全オリジナルストーリー。タイトル通り、おなじみの琵琶「玄象」が博雅の背中から離れなくなった事件。
後者は原作のいくつかを組み合わせたものにアレンジ多。百鬼夜行にあったと嘘をついた貴族に博雅が右往左往する話。→そして本当に百鬼夜行にあってしまう…。
どちらも原作とはちょっと違った味わいがあり、面白い。特に前者は「玄象」が博雅をいいように翻弄していて思わず笑ってしまう。慌てる博雅と妙に冷静な晴明の組み合わせが絶妙。
電子書籍
漫画化?
2020/05/16 09:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うみいぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の方も書かれてる様に、夢枕漠の(おそらく)人気シリーズ「陰陽師」の漫画化です…途中までは。小説のコミカライズは、多分4巻辺りまでですかね。
小説版を先に読んでいた私としては、途中からついていけませんでした。小説版が先だと、どうしても自分の中のイメージの方が強すぎて…ダメですね。
でも、小説と全く別のものと思えば、面白いです。
多分、私がダメだったのは、こちらは「安倍晴明」だけが主人公、小説は「安倍晴明」を介した人物が主人公…だからかなぁ。。
こちらを先に読んでいたら、全く違う感想になっていたかもしれませんね。
紙の本
今回はユーモラスな話
2002/07/23 23:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ビンゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
陰陽師第5巻。4巻目の最後がちょっと切ない系の物語だったのに対して、この巻の序盤に収録されている「博雅朝臣 宣耀殿の御遊にて背より玄象の離れなくなること」は、ユーモラスな話。今までとはちょっと違ったカラーで面白かった。「露と答へて」は狂言に付き合わされた、といったような巻き込まれ系の物語。唐突に清明の口から飛び出す「おれはハト派だパンクじゃない」といった台詞に思わず笑ってしまった。どちらかといえばシリアス路線が続いてきた中の箸休め、といった感じの一冊かな?