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学校でこそできることとは、なんだろうか
著者 著:里見実
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学校でこそできることとは、なんだろうか
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商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
子どもたちが集まって、ひとつのことがらを、協働的に、持続的に、かつ知的に追究できる場として、学校以外に現在、どのような場があるだろうか。学校のもつこのメリットをどう活かしていけるかを、私たちはポジティブに追究していかなければならない。出口のみえない学力論争を超え、「人として育つ」ための学びへ。
目次
- 第一章 ふたたび学校について1 天は人の上に人を造らず。されども、と諭吉はいった2 機会均等とは、不平等になる機会が均等に与えられる、ということで3 さりとてネガティブなものをネガティブなものとして語るだけでは4 既有の認識の枠組みがぐらり、とゆらぐ授業をめぐって ●─「あしたの授業」を考える 「燃焼」と「呼吸」をつなぐもの──ある日の参観授業から エネルギー問題──授業化の視点第二章 人として育つことが困難な時代に、学びは1 虎は虎であることをやめない。だが、人間は──2 収奪と過剰給付のやまぬこの現実を土台にして、子どもたちは育つのだとすれば3 思考のプランクトンは、世界と身体との界面でざわめく4 架橋すること。経験と知識を、身体とことばを、個と個の学びを ●─「あしたの授業」を考える 「国語」教育の内と外──他教科とリンクする「読み」の試み 粉の文化と粒の文化──フレネ教育・授業づくり交流にむけて第三章 学校でこそできること1 生活知から概念知への「渡り」について──タイの子どもと学校2 デューイ実験学校での「学び」について──社会的オキュペーション3 六歳児たちが獲得した「世界」について──模倣と示唆、興味の広がり4 知ることで発見される「未知」について──日本での試み5 経験を知の体系へ導く「意味の広がり」について──遊びと労働と知6 協働と参加をうみだす「磁場」について──「市民」形成の場としての学校7 比較すること、翻って「教科と総合」について──学びのパースペクティブ後記
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