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接続する中也
著者 著:疋田雅昭
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接続する中也
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商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
中也詩をテクストとして従来の作家論から切断する、あるいは非文学的領域と接続させる。中也詩とそれをめぐる様々な事象との接続、切断とを繰り返し「文」学の内包する自己矛盾、あるいは「文学」学ともいうべき「文学」そのものへの切開を試みる。中也詩を通して「文学」の内部にまで接続の触手をのばしていく。
目次
- 接続する中也・切断される中原-序章にかえて
- 第1部 社会から詩人へ-言文一致政策と詩人たち(中也詩における語り手とは-「春日狂想」を視座にして
- 言文一致の忘れ物-敬体の言文一致文体をめぐって
- 新吉と中也のダダイズム-文体意識をめぐって)
- 第2部 「接続」する中也、「切断」される中也(再考、中也の詩的出発点論争-「詩的履歴書」をめぐって
- 中也詩の述志の系譜-「春の日の夕暮」から『山羊の歌』へ
- 失われた可能性-「朝の歌」をめぐって)
- 第3部 詩人から社会へ-インターテクスチュアリティの可能性をめぐって(「言葉なき歌」との対話のために
- 作家論的磁場を越えて)
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