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夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋
著者 北原亞以子
江戸の片すみ・澪通りの木戸番小屋に住む笑兵衛(しょうべえ)とお捨(すて)。心やさしい夫婦のもとを、痛みをかかえた人たちが次々と訪れる。借金のかたに嫁いだ女、命を救ってくれ...
夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋
夜の明けるまで (講談社文庫 深川澪通り木戸番小屋)
商品説明
江戸の片すみ・澪通りの木戸番小屋に住む笑兵衛(しょうべえ)とお捨(すて)。心やさしい夫婦のもとを、痛みをかかえた人たちが次々と訪れる。借金のかたに嫁いだ女、命を救ってくれた若者を死なせてしまった老婆、捨てた娘を取り戻そうとする男……。彼らの心に温かいものが戻ってくる8つの物語。
目次
- 第一話 女のしごと
- 第二話 初恋
- 第三話 こぼれた水
- 第四話 いのち
- 第五話 夜の明けるまで
- 第六話 絆
- 第七話 奈落の底
- 第八話 ぐず
著者紹介
北原亞以子
- 略歴
- 1938~2013年。東京都生まれ。「深川澪通り木戸番小屋」で泉鏡花文学賞、「恋忘れ草」で直木賞、「夜の明けるまで」で吉川英治文学賞を受賞。
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紙の本
お捨の描写が、くどいかな。
2018/12/30 21:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ4作目、ころがるような笑い声、白い手にできるえくぼ…これらは1作目から繰り返し繰り返し出てきていて、お捨を象徴するものなのだとわかりますが、何度も出てくると、くどいと思ってしまいます。
それには閉口しますが、くじけそうになる時に、笑兵衛・お捨夫婦に一声かけてもらえたら少し楽になるのではないかと思うことがあります。立ち止まれたり、一呼吸つけたり、張り詰めてばかりだった心がほぐれたり…そういうのには救われますから。