投稿元:
レビューを見る
2014/11/3読了。会社の課題図書として。小売のところはしっくりこないとこもあったけど、でもわかりやすかった。自社の数字で色々作ってみたら理解が進みそう。
以下会社提出用メモ↓
『強い会社をつくる会計の教科書』
◆第1章
◇1
・会計思考→自社の儲けの構造=損益構造、現金収支の構造=キャッシュフロー構造、がどうなっているか、両者をどのようにプラスにし金額を増やしていくか
・決算書=今の姿、今後の目安
・普通の能力の人々が集まった会社であっても、チームワーク力は掛け算で大きくなり、無限に広がる
◇2
・色んな角度から数字をつかまえる
◇3
・何が最も基本的な努力の成果を反映する数字かをはっきり見きわめ、それを行動の指針とする
・大事なのは、目標値から逆算して今何をしていなければいけないか
・47ページの組織図。属人的ではならない
◆第2章
◇1
・会社にあった月次予算。予算書は目標レベルの異なるものを2つ以上
◇2
・翌月5日までに必要な月次決算はどこまでか?日次決算の必要性?どのレベルで?
◇7
仕事の棚卸し。掛け算の会社。無駄な作業、重複作業の廃止
◆第3章
◇1
・キャッシュフロー構造のところを後で読み直す
◇2
・部門別損益は営業利益まで出す
→販管費の配賦基準
→手間、コストと必要性
◇3
・一人当たり損益計算書
◇6
・与信管理
◆第4章
◇1
・自社の決算書の連年分析
・P137図表17
→この章の数値は自分のとこので出してみないとわからん
◇4
・あなたの会社のタコメーターP153,158
◇5
・事件は現場で起きてるんだ、ここで起きてるんじゃない!
◇6
・コスト削減はまだなんかしっくりこない企業規模
・しかし会議。あと朝礼
・コスト思考
◆第5章
◇1
・P183,188
・図面、表は作らなあかん
投稿元:
レビューを見る
◯多分、初めてかなぁ?やっと読みきれる会計本に出会えたかも笑。会計に限らず経営という視点でも勉強になる本。
投稿元:
レビューを見る
会計の知識を、自己満足の専門性やアカデミズムに陥らず、いかに活用し、会社の、ひいては社会の実益に貢献できるようにするかを考える、非常に良い材料となる本です。
経理の仕事は正しい会計処理と帳簿管理と、あるべき税務対応と、決算・監査対応が基本なのは当然だけど、それだけで終わるのではなく、他の職種と同じようにいかに会社の発展に、未来に貢献するかが大事なんだという当たり前のことを再確認させてくれた。
投稿元:
レビューを見る
我々の業種には合わない表現も多いが、勉強になることも多い本。ようは数字の読める社員が多い会社は強いということ。
投稿元:
レビューを見る
チェック項目9箇所。会社の決算書は、利害関係者に対して説明責任を果たすツールであるとともに、現在の会社の真の姿を映し出す鏡でもあります、この鏡に表れた会計数字をつぶさに観察し、それを次の行動に活かすことによって、会計の力で会社を変えることができます。経営のプロセスを数字化し、それを毎日観察すれば変化が見えてきます、手を打てば数字が動き、その打ち手を変えればどう数字が変化するかが分かります。本書を通して、経営者から現場の社員に至るまで、あらゆるビジネスマンに会計数字の重要性を理解してもらい、経営にとって嵐のようなこの逆境の時代に、会社を大きく成長させる一助にしていただければと願っています。会計思考と言っても難しくありません、基本的には「自社の儲けの構造=損益構造」と「現金収支の構造=キャッシュフロー構造」がどうなっているかを知り、その両者をどのようにプラスにし、金額を増やしていくかを考えて実行することです、思考のベースを会計数字に求めるのです。決算書は今現在の会社の姿を映す鏡であると同時に、今後の経営の方向性を決める目安です、言い換えれば、決算書は過去の結果であると同時に将来へのジャンプ台の役目も果たせるものなのです。「管理はカネを生まないが、カネがかかる」と考える社長がいたら、明らかに経営者失格です、経営のかじ取りの「かじ」や羅針盤、あるいは業績等の生産性を測る役目をするのが管理部門なので、たとえば「正確・迅速な月次決算と本決算」は経営にとって最も重要な仕事の1つと言えます。会社は社員の仕事が集まったものでうs、それぞれの社員の仕事が渋滞していたら、結果的に客にも迷惑をかけ、売上は上がらず、利益も出なくなります。取引条件を決め、与信管理をすればそれでよいわけではなく、期日どおり入金して初めて債権管理が終了するのです、制度を作ったら、それをしっかり運用することにも力を入れてください。損益分岐点を低くする5つの方法……①固定費を削減する、②限界利益率を上げる=変動費比率を下げる、③変動費を削減する、④売値を上げる、⑤売上数量を増やす。
投稿元:
レビューを見る
知ってる人には当たり前すぎる企業会計の実際についての本。
「損益構造」(利益が出るかどうか)と「キャッシュフロー構造」(手元に現金をどれだけ残せるか)の二つの柱が、自分の会社、あるいは店、業界だと何の数字になるのか、それをいつどんな風に確認して意思決定していくべきか、という話。
雇われでもなんでも、飲食や小売の店長とかやってる人は体感で身に付けてそうなこと。
机上の財務諸表ではなく、実際の企業の事例で生々しく見ていくのは割りと参考になる。
投稿元:
レビューを見る
内部監査の今後を考えるうえで、気になった会社のひとつ、ファストリ。そんな矢先にこの本をいつものうどん屋の隣の本屋(大崎ThinkPark)でめっけました。
ベーシックな会社管理(債権債務管理、棚卸資産管理、予算管理など)も含め、管理部門が会社の成長に貢献するための「数字」の使い方がわかりやすく解説されてます。
ユニクロ含む上場準備コンサルで得た経験もふんだんに織り込まれていると思われ、いわゆる準拠性監査にとどまっているところからの脱却をする際の目線を養うのにも最適な本のひとつ。
数値での事例も多いし、チェックリスト的にも監査用にまとめられそうです。
以前インタビューした会社の監査室長さんがおっしゃっていた「次の内部監査室長には、できれば子会社なりのマネジメント経験者でないと。。。」というのも、ほんとよくわかります。
これくらいを最低限の共通言語にしておかないとですね。
投稿元:
レビューを見る
公認会計士かつユニクロの監査役を長年務め、会計面からユニクロの躍進を支えてきた著者が、企業経営においていかに会計思考が必要かをまとめた本。
色んな論点が出てきて雑多な印象はあるけれど、各論点は非常に具体的なレベル(実務的とも言える)まで述べられており、内容がわかりやすい点が特徴か。
また、図解の分かりやすさが非常に素晴らしい(減価償却の図説は今まで見た中で最も分かりやすく、参考にしたい)。
【個人メモ】
■第1章 会計思考経営だけが会社を成長させる
・企業活動におけるあらゆるものを定量化し、利益と現金の確保に向けて全社員が行動することが会計思考。
・組織図は、経営戦略の機能別解説書。
中小企業等のコンサルティングにおいて、組織図を作るところから始めると、人員の適性配置やチェック機能が存在するかを確認できる(内部統制の第1歩)。
・ユニクロでは、ロードサイドを想定した標準店舗と店舗当たり標準損益をモデル化。
これにより出店時及び店舗運営が統一化され、ローコストオペレーションが実現可能に。
■第2章 「月次決算」の迅速化と予算管理の徹底が強い会社の基本!
・月次決算はPDCAサイクルにおいて重要なツール。
例えば、一定のアラート基準を定めて、基準未満の場合にすぐに原因分析~対策実施できれば、問題を未然に解決できる。
・月次決算の迅速化のためには、間接部門の業務を標準化し、効率化することが大切(財務・経理部門だけでは実現できない)。
間接部門コストの低減も副次効果として得られる。
・決算作業の中でも、「実地たな卸」の効率化は非常に重要。
実施後の差異極小化を目標化すると、在庫管理の徹底等による業務効率効果も得られるため、経営者が現場を知る手段として立ち会ってみるのも有効。
■第3章 儲かる強い会社にするための会計数字の使い方
・社員1人あたり損益計算書の作成により、社員1人あたりが利益確保のために幾ら売り上げる必要があるかなど、会計数字を具体的に感じることができ、会計思考の定着に有効。
・在庫管理はキャッシュフロー・マネジメントの基本(企業の立て直しでは、在庫管理から手を着ける場合が多い)。
・与信管理は日頃から徹底すべし。
貸倒が発生すると、同じだけの利益を確保するには貸倒額の数倍もの売上が必要(損失に比べれば、多少コストをかけてでも与信管理を徹底するべき)。
■第4章 強い会社をつくるタコメーターの魔術
・企業の総合力を図る財務指標であるROEやROAの分析時には、売上高伸び率と総資産伸び率との関係にも着目をする。総資産伸び率の方が高い場合は、資産の利用効率が下がっている証拠であり、借入金による増加の場合はなお注意が必要。
・財務指標以外にも、業界特有のKPIに着目。ユニクロのような小売業では店舗面積あたりの売上を示す月坪効率を重要視している。
■第5章 強い成長企業の会計数字ケーススタディ
・ユニクロの場合は月次ベースで現金収支を管理する「資金繰り予定表」を活用している。売上目標をベースに、所定の現金売上・売掛金の割合、売掛金の回収タイミング、現金支払・買掛金の割合等を用いて現金収支に影響のある項目を予測し、実績と比較することで、中長期的で無理のない資金繰りを実現している。
・店舗における人員配置(レイバースケジューリング)は売上・利益に影響を与えるため、適正な管理が必要。作業量を人時に置き換え、定量化して計算すること。
投稿元:
レビューを見る
会計、数字の力で会社は変わる。ユニクロの監査役が教える、成長する会社に必要な会計の考え方。
数字の本は難しそう…と敬遠しがちな私が読み通せたのは、数字の意味まで伝えてくれるからだ。会計がなぜ必要なのか、会社の数字にはどんな意味があるのか。会計語句の説明だけでなく、どうしてそれが必要なのかまで教えてくれるから、頭に入りやすい。すべて理解しきれなかったけれど、何度も読みたい本だった。
投稿元:
レビューを見る
面白かった。一気読み。
実務家が実例をもとに会計を中心とした経営のキモを解説してくれるから、わかりやすい。
コンプライアンス、内部統制、上場と、現課題がキーワードになっていて、有益。
価値創造→数字目標を掲げ、社員の意識を変えると会社も変わる
会計思考→損益構造「儲ける」、キャッシュフロー構造「現金が残る」
投稿元:
レビューを見る
数字と向き合うことを多くの人が避ける傾向がある。「数字に弱い」、「見方が分からない」、「面倒くさい」、「現実を受け入れたくない」など理由は様々だが、会計数字がその会社の実態を忠実に表しているとしたら、私たちは見て見ぬふりをすべきではないだろう。
数字はその企業の健康状態を示し、問題点を提起し、目標になり、到達するまでのマイルストーンになる。そしてその数字は、今や誰もが簡単に手に入れることができる。経営者や経理部門だけが関わればいい時代ではなくなったのだ。
著書はユニクロ、アスクル、カクヤスなど、近年急成長を遂げた企業を支えてきた著者が、初心者にもわかりやすく会計数字を紐解いている。
内容は「棚卸の重要性」、「与信管理の大切さ」、「正しい経費削減の方法」など、目次を見ただけで経理部門だけではなく、物流、生産、そして営業に至るまで、会社のほとんどの部署に会計数字が関連していることに気づかされる。そしてなぜそれらが重要なのかを丁寧に説明している。読者は、義務感で行っていた仕事の重要性に触れ、きっと取り組む意識の変化を感じるだろう。
また、経営者にはユニクロ、マクドナルド、日本電産、東レなど、会計数字をもとに問題解決をし、成長を遂げてきた企業の事例が大変役立つだろう。
ロバート・キヨサキ氏が著書「金持ち父さん、貧乏父さん」の中で財務諸表が読めることの重要性を訴えたが、この本はまさに会計数字の読み方を知るための教科書である。
経営者や経理部門に携わる者のみならず、ぜひ多くの方々に一読することをお奨めしたい一冊だ。
投稿元:
レビューを見る
会計というと数字ばかりで近寄りがたく、その道のプロが知っていれば良く知っているべき分野である、という認識を持っていた。
実際には、この本を読んで、誰もが必要な知識で、そこまで難しくない分野であるという事が認識できた。認識できただけで同分野を理解は出来ていない。
おそらく軽く理解するためには同分野の本を10冊程度読まないと無理だと思う。
そういう意味では、会計的数字どっぷりだけではなく、経営的な視点も多分に取り入れているので、今後同分野を理解するためにもっと読みたい!と思わせてくれる本であった。
加えて、日々の仕事への取り組み方・視点を経営的な視点に変えさせてくれる本である。
投稿元:
レビューを見る
辛口ですが。
前半は、いかにもコンサルタントの先生が書きました!って感じの正論が並べ立てられている。どこかで読んだことあるような内容だし、「それができりゃ苦労しないわ」とツッコミを入れたくなる箇所がちらほら。
最後のユニクロのケーススタディはわかりやすかったんで、そこだけは読んで良かったかな。どっちかっていうと会計初心者向けです。
投稿元:
レビューを見る
信用管理のところの、まず大事なのは前始末。
東レの過去の話で、この会社はいつ潰れるのか?に、正確にいついつですと答えた経理の担当役員の話。
投稿元:
レビューを見る
経営者はじめ、ビジネスマンには会計思考が大切ということを具体的に教えてくれる本。
損益計算と収支計算、予算と実績の比較、一般的な経営指標に加え会社独自の経営指標を持つこと、等々。いずれも具体的なのが良かった。表やグラフの雛型みたいなものもいくつか掲載あり。
あと、企業の事例がいろいろ書かれていたのが良かった。もっと知りたいなと思わせてくれる。