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蒼穹の昴 全4冊合本版
著者 浅田次郎
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう――中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児(チュンル)は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀...
蒼穹の昴 全4冊合本版
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商品説明
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう――中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児(チュンル)は、占い師の予言を信じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀(ウェンシゥ)に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を宿命の覇道が待ち受ける。万人の魂をうつベストセラー、待ちに待った合本で登場!
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北京に行く前に必ず読む本
2019/05/31 22:01
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:usagitokame - この投稿者のレビュー一覧を見る
清朝末期の史実に伝説の物語と架空の人物を絶妙に加えて、ドラマチックなストーリーに仕上げてあります。歴史が苦手な私もこの本ではじめて清末の歴史を理解することができました。北京に行くなら必ず読んでいくべき本です。これを読んだかどうかで北京滞在の楽しみ方、見える風景が天と地ほど変わります。浅田次郎先生は天才です。超おすすめシリーズです。
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代表作
2021/08/03 10:07
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
多作な浅田次郎の作品群の中でも屈指の名作である。あまりにもできが良かったので作者は助平心を出して「中原の虹」「マンチュリアン・リポート」以下「天子蒙塵」に至るまで次々と続刊を出していったが、こういうシリーズ物の特徴通り第一作が一番できが良い。
史実と虚構 ファンダジーの組み合わせの妙、登場人物の個性の描き方など、ケレン味たっぷりの浅田節の連続である。特に李春雲の描きかたは感涙モノである。
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昴はプレアデス星団、一つの星ではない
2022/10/27 08:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たみー - この投稿者のレビュー一覧を見る
随分前に読破していたが、習近平政権の継続が決まったいま、何故か清朝末期の激動の時代を描いたこの作品が再び読みたくなって、紙の書籍を持っているにも関わらず、電子書籍で買ってしまった。
ただ、気になった箇所を見つけてしまった。
「ああ、あれだ。觜宿の三つ星の肩をずっとたどって、ほら見えるだろう。ひとつだけぽつんと輝いている、あの星だよ」と、昴を指す場面があるが、「昴」は一つの星ではなくプレアデス星団。
作者がご存知ないはずもなく、校閲にも引っかからなかったのは何故なのか、とても気になる。
どなたかこの疑問を晴らしてほしい。
因みに、宝塚歌劇団の舞台でも、このままのセリフが使われていてビックリした。