- 販売開始日: 2015/02/23
- 出版社: 小学館
- レーベル: IKKI コミックス
- ISBN:978-4-09-188670-5
period 5
著者 吉野 朔実
主人公は二人の幼い兄弟、迥(ハルカ・兄)と能(ヨキ・弟)。母親は家を出たまま戻らず、兄弟は父・戒人と3人暮らし。冷徹な大学教授である父は、毎日のように兄弟に理不尽な暴力を...
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商品説明
主人公は二人の幼い兄弟、迥(ハルカ・兄)と能(ヨキ・弟)。母親は家を出たまま戻らず、兄弟は父・戒人と3人暮らし。冷徹な大学教授である父は、毎日のように兄弟に理不尽な暴力をふるい、二人はそれに耐える日々を送っていた。しかしそんな父は、“ある事故”を境に、別人のように穏やかになり、その後、入退院を繰り返すようになる。やがて父は二人を我が手で育てることを断念し、家を売って金を作る。そして、その金を預けた貸金庫の鍵を迥に託し、一人、終わりのない入院生活に入った――。父の“影”に支配されつつ二人で生きる兄弟、そして出会った仲間たちの流転する運命の物語が、連載開始から11年を経てついに完結!!
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これは終わってるの?
2022/02/21 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いて座O型 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の漫画文化の、一つの極致と言えるであろう、吉野朔美の晩期の連載の最終巻。
吉野朔美の世界の中でも、少年少女期独特の残酷さみたいなのは、けっこう繰り返し使われるモチーフなんだけど、それをメインテーマにして、運命に翻弄されながらも強く生きていく兄弟を主人公に、複雑な人間関係を描いている。
吉野作品の中でも、特に特徴の強い人が多く出てくる話なので、なかなか読み進めるのが面倒なんだけど、これはこれでやっぱり味がある。
ところでこの話、これで終わってるんだろうか?
ハルの罪悪感
2017/12/06 16:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
あんなに殴られて育ったのに、父を殴ったことにずっと罪悪感を持っていたハルが不憫だ。
むしろあの一撃でまともに戻ったともいえるのに。
被害者遺族に出来る最良の選択だと良いなあ。
憎悪に囚われるより幸せになる方が良いに決まってるけど、それに自分で気付けて初めて幸せになれるんだと思う。