電子書籍
二十一世紀 日本を動かす 大原則
著者 長谷川慶太郎
おそらく21世紀の日本で起こる現象は、今の時代に芽が出ているのだろう。たとえば、2000年4月施行された地方分権一括法や2001年1月施行される中央省庁等改革関連法は、行...
二十一世紀 日本を動かす 大原則
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商品説明
おそらく21世紀の日本で起こる現象は、今の時代に芽が出ているのだろう。たとえば、2000年4月施行された地方分権一括法や2001年1月施行される中央省庁等改革関連法は、行政府のあり方を根本から変えてしまうことは間違いない。また、日本の環境技術力や携帯電話の普及力が世界で大きな役割を果たすようになるのは疑いえない。このように、いくつかの萌芽を眺めていけば、明日の日本を占うことも無駄ではないだろう。本書は、国際情勢、技術、日本経済に通暁した著者が、世紀末に贈る「来世紀に生きる知恵」の集大成である。戦後日本が選択した原則が根底から崩れたことを前提に、企業や個人が次代に生き残るための処方箋やヒントをわかりやすく提案する。経営者はもとより、21世紀の主役となるビジネスマンや学生にもぜひ読んでもらいたい一冊である。
著者紹介
長谷川慶太郎
- 略歴
- 1927年京都府生まれ。大阪大学工学部卒業。国際エコノミスト。
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紙の本
90年代に日本が犯した失敗をかえりみながら新世紀への期待と,現状をふまえた方向性を探る一冊
2000/12/01 21:16
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
バブル経済の崩壊を大きな要因として,21世紀直前の10年間を,いわゆる「失われた90年代」と表現する識者が実に多い。と同時に,これは第2次世界対戦後の日本国民が選択した原則による,予想された結果とみるむきもある。
われわれがこれから新たな世紀に踏み出そうとしているとき,この「失われた90年代」の教訓を正確に学び取り,それを適切に処理,対応を進めることができれば,潜在能力に長けた日本経済が再び,息を吹き返すことは可能なはずだ。さらに,正当な評価をうける日もきっとおとずれるというものである。
90年代に日本が犯した失敗を見つめる序章から始まり,企業のリストラ問題にふれる第1章,政治改革,防衛体制,20世紀最後の総選挙の結果に示された21世紀への課題など,日本の現状をさまざまな角度からあぶりだし,検証・提言を加えた。IT革命のように先の読めない展開が次々とおこるなかにあっても,できうる限りのシナリオを描かないと,新たな道は生まれない。
(C) ブッククレビュー社 2000