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鋼の魂―僕僕先生―(新潮文庫)
著者 仁木英之
唐、吐蕃、南詔の三国が支配を狙う雲南の国境地帯。この地を訪れた一行は、孤児を引き取って暮らす男女、宋格之と呉紫蘭に出会う。やがて大国の争いは激化し、子ども達に危機が迫る中...
鋼の魂―僕僕先生―(新潮文庫)
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鋼の魂 (新潮文庫 僕僕先生)
商品説明
唐、吐蕃、南詔の三国が支配を狙う雲南の国境地帯。この地を訪れた一行は、孤児を引き取って暮らす男女、宋格之と呉紫蘭に出会う。やがて大国の争いは激化し、子ども達に危機が迫る中、僕僕らは村に伝わる守り神「鋼人」の封印を解くため、湖底へと向かう。迫りくる軍勢。進まぬ国家間の和解。裏で糸を引く「胡蝶」。戦争前夜の狂騒を前に、王弁は何を思う? 緊迫のシリーズ第六弾!
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紙の本
タイトルが堅い
2015/09/22 19:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
僕僕先生シリーズ6作目は,まずタイトルが堅い。鋼だけに…。
舞台は今でいう雲南省。ミャンマーやベトナムに接する中国最南端の地域。
ここを通過して吐蕃(チベット)に向かう途中の話なんだけれど,舞台が広すぎて地理的感覚が今ひとつ。作者はよく中国の地理や歴史を勉強されているなと関心する。
僕僕先生と王弁君の掛け合い漫才で話がすすむのは相変わらずなんだけれど,国と国の争いに巻き込まれたところに,月の女神までからんでくる,なにげにスケールの大きな話になっている。
新キャラの胡蝶である宋格之と宋に親の敵とからむ紫蘭がそこそこいい味出している。