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スプライト 15
著者 石川優吾
時間の波により、時空を飛ばされ、時の旅を続けてきたスーたち。2060年、戦国時代、第二次世界大戦末期と時代を移り、旧日本軍の攻撃を受けながら、またも時を飛んだ。そして、彼...
スプライト 15
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スプライト 15 旅の終わり (ビッグコミックス)
商品説明
時間の波により、時空を飛ばされ、時の旅を続けてきたスーたち。
2060年、戦国時代、第二次世界大戦末期と時代を移り、
旧日本軍の攻撃を受けながら、またも時を飛んだ。
そして、彼らの目に飛び込んだ光景とは…
なんと噴火により、大きく形が変わってしまった富士山だった!!
ここは、いつの時代なのか…同様と緊張が走る彼らの前に現れた人物とは…!?
そして、彼らの旅の結末は!? 大人気超常パニックストーリー、ついに感動の完結集!!
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紙の本
時間と“箱舟”の描き方が新鮮
2015/12/31 00:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店で「ワンダーランド」が目につき、馴染みのない著者だったので、まず、この「スプライト」の第1巻を読んでみた。ぐいぐい引き込む魅力に本巻まで大人買い。大変面白かった。
背景となるタイムワープやパラレルワールドには目新しさはないももの、時間と“時間の箱舟”の描き方が新鮮に映る。この世界を基に、生と死、戦う意味を模索する主人公たちが、また魅力的。主人公姉弟の行く末は気になるが、ラストは人と世界の希望を感じさせ感動。
また、随所にハインラインやバラード、半村良、あるいは手塚治虫といった懐かしいSF界の巨匠たちの影も感じられ、充実のシリーズだった。
これで一気に石川優吾のファンになったが、昔、気になったままで読まずに現在に至る「カッパの飼い方」の作者とは知らなかった。随分、作風が変わったような……。