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記憶の中のファシズム 「火の十字団」とフランス現代史
著者 剣持久木
第2次世界大戦前後のフランスで、反ファシズムの標的とされた1人の男がいた。「火の十字団」総裁、ラロック中佐。穏健な中道派志向でありながら、なぜファシズムの権化として集合的...
記憶の中のファシズム 「火の十字団」とフランス現代史
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商品説明
第2次世界大戦前後のフランスで、反ファシズムの標的とされた1人の男がいた。「火の十字団」総裁、ラロック中佐。穏健な中道派志向でありながら、なぜファシズムの権化として集合的記憶に刻まれることになったのか? 現代も活発に続くファシズム論争に、新たな視座を供する画期的な書。(講談社選書メチエ)
目次
- はじめに
- 序章 集合的記憶の中の「ファシズム神話」
- 第1章 左翼の標的
- 第2章 右翼からの憎悪
- 第3章 ヴィシーとレジスタンスの狭間で
- 第4章 名誉回復への道
- 註
- おわりに
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