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日本の童貞
著者 澁谷知美
かつて「童貞」が、男子の美徳とされた時代があった!?気鋭の社会学者が、近代における童貞へのイメージ遍歴をラディカルに読みとき、現代ニッポンの性を浮かびあがらせる。
日本の童貞
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日本の童貞 (河出文庫)
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紙の本
新進の社会学者である澁谷知美氏による童貞のイメージ史です!
2020/05/30 11:54
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『平成オトコ塾―悩める男子のための全6章』や『立身出世と下半身』などの興味深い作品を世に出してこられた社会学者の澁谷知美氏の2003年に発表された作品です。同書によれば、1920年代という時代は、日本男子にとって童貞であるということは美徳だったということです。しかし、それがいつの間にか、恥ずかしいという代名詞へと変化してきました。同書では、近代から現代における男子の童貞のイメージがどのように変化してきたのかについて詳細に語ってくれます。なかなか面白い、しかし男子にとっては少し恥ずかしい書です!