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明日、今日の君に逢えなくても
著者 著者:弥生志郎 , イラスト:高野 音彦
俺のたったひとりの妹は三人いる。女の子らしく可愛らしい藍里。明るく活発で走ることが大好きな茜。ロックを愛好し、確かな自分の世界を持つ蘭香。これは一つの身体を持つ三人の妹と...
明日、今日の君に逢えなくても
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明日、今日の君に逢えなくても (MF文庫J)
商品説明
俺のたったひとりの妹は三人いる。女の子らしく可愛らしい藍里。明るく活発で走ることが大好きな茜。ロックを愛好し、確かな自分の世界を持つ蘭香。これは一つの身体を持つ三人の妹との日々、その最後の記憶の物語。
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紙の本
事前情報なしで読んでほしい作品
2015/08/22 23:14
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投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
解離性同物異名症候群の広がりにより多重人格が稀有でなくなった時代、解離性同物異名症候群であるが故の悩みと支える人々を描いた四つの青春群像劇。プロローグを読んでいきなり惹き込まれました。でも、本編はその期待を裏切る展開で、わたしはここに在ると叫ぶ少女達のベクトルの違う切なさを描いた透明な物語でした。だが、それが良い!これからこの本を読む方はあらすじも読まないでください。できれば無垢な気持ちで読んでほしいから。だから本当はこの感想も読まない方が良いのかもしれない。