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恋と泥棒の仕方は覚えます 姫君と黒の貴公子
滞在先の館で、夜中に忍び込んできた黒衣の男性ローグと秘密裏に話をするようになったエレノア。「お前が俺との夜を過ごす間は、この家のものに手をつけないと約束してやろう」侯爵令...
恋と泥棒の仕方は覚えます 姫君と黒の貴公子
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商品説明
滞在先の館で、夜中に忍び込んできた黒衣の男性ローグと秘密裏に話をするようになったエレノア。「お前が俺との夜を過ごす間は、この家のものに手をつけないと約束してやろう」侯爵令嬢である彼女を使用人と思い込んだ彼は、取引をもちかけ、巧みな指先と豊かな見識で彼女を誘惑する。しなやかな獣のような彼に触れられ、快楽を引き出されて揺れる心。 彼は本当に泥棒なの? それとも――!?
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このヒーローを許容できれば楽しいと思う
2024/01/31 06:06
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
6人兄姉の末っ子のため田舎領地で育った侯爵令嬢ヒロイン。
社交界の嫌味に慣れず、母の勧めで田舎で療養している正体不明の貴婦人の読書係になる。
夜中に彼女の部屋に忍び込んできた謎の男を泥棒と思い込み、夫人のために何も持ち出さないでと頼むと体の取り引きを求められ、逢瀬を重ねるうちに恋するようになるが。
誤解やすれ違いのラブロマンス。
ヒロインは無垢すぎたけど成長著しく真っ直ぐでとても魅力的で、ヒーローがだめだと思いながらも思わず手を出しちゃうのがわかるくらいに可愛い。
一方ヒーローはお前……なんなんだお前。
遊び慣れているわりに終盤の誤解に関してあまりにも潔癖で笑った。
自分がヒロインの体を弄んで傷つけるのはいいけど、自分の心が傷つけられたら怒るのめちゃくちゃ傲慢で子供で面白かった。
火崎さん作品にしては珍しく、気持ちが通じ合ってピシャン!と幕切れではなく、その後の国王夫妻との会話なんかのエピローグ的なエピソードが読めたのも嬉しい。
いつものあとがき後日談妄想は本当にこんなヒーローでいいのか?やめとこ??って感じだったけど、概ね好みの話だった。