生々しくておもしろい内容だった
2019/01/05 16:57
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投稿者:アクエリアス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとした事で道が変わると言う人生の生々しさを独特の面白比喩表現もまじえながら面白く書かれていて、1日で読める本です。
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一度もルネッサンス〜♪って言わないが、この書は、どんな成功者が書いた本より、為になる社会不適合者が書いた本。
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髭男爵の山田ルイ53世による自伝。
変なタイトルだと思ったら、本当にヒキコモリで、あちこち漂流してたみたい。
けど、そんな通り一遍の経歴よりも、彼自身が深層心理を回想してるのが面白い。
小学校の頃はいわゆる神童で、文武両道のリーダー的存在。
ただしその分頭も回るので、小ずるいエピソードも。
なのに、私立中学に入って壁にぶつかり、とある事件がきっかけに登校拒否という名のヒキコモリに。
当然、親や周囲との葛藤がありつつ、そんな状況を冷静に見てる様が面白い。
また、人と比べて負けを認めるのが嫌だから、変なところで意地を張ったり目立とうとする厨二病な感じがたまらない。
今後の彼を応援したいと思った。
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ルネッサーンス!とかやってたなーというぼんやりとした認識から、数回ルネラジをきき、なんとなく購入しました。が、これは面白い。言葉選びも面白く、今後の自分の子育てについても考えさせられることもありました。
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自らの半生をユーモアたっぷりに振り返る。他人から見たら大変な苦労と見えることも自分の姿勢や目線を低くして切り抜けてきた強さが笑いに昇華しており楽しく読ませて頂いた。
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神童と呼ばれた少年が如何に苦難を乗り越えて貴族となり、さらには男爵の爵位までを得られるようになったかを詳細にかつ赤裸々に記載されている。
人は人生をこじらせたり、つまづくこともある。
でも、そんなときは三畳の部屋に住み男爵になって一からやり直せばよい、そんな勇気をくれる一冊です。
関係ありませんが、第一回一発屋総選挙一位おめでとうございます。
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テレビの中で髭男爵が話題を振られたとき、目を見開き戸惑いの表情が見て取れた。その時この人は社交的じゃないんだろうなと思っていて、ちょうどこの本を発見。
ウンコ漏らして人生狂ったという、そしてかなり苦しい人生を歩いてきたという、髭男爵の中身はこれほどハードだったのかとキリキリします。
そこまで自分を追い込める所はある意味凄いし、でもそんなハードな経験が今の糧になってるかといえば微妙かもしれないし。
社会がかなり刺激的でしんどいと思っている人には是非読んで欲しい、そしてそんなしんどい社会で生き続けている人がとりあえず1人はいるということを声を大にして伝えたい。エセこじらせなんて蹴散らして、本当の生きづらさを抱えて生きていきたい。
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関係ないけど夏目漱石の「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」とか。
太宰治の「私は、その男の写真を三葉、見たことがある。」とか。
「恥の多い生涯を送って来ました。」とか。
なんかそんな感じ。でもないか。
ルネッサンスの人としか認知していなかったが、
なかなかどうして知性を感じさせる素敵な人だ。
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自分をどこまでさらけ出せるのか?っていうのが自伝だとしたらそれに成功している。小説のコツは、ああ、これは俺のことを書いているって思わせることだって言うけど、この自伝も、そこまでさらけ出すことによって「ああ、俺とおんなじだ」と思わせる場所が出てくるという。ただ、売れていく過程をもうちょっと書いてくれるとよかったかなー読者のカタルシス的にはと思わなくもない。
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とにかく文章がうまい。飽きさせない文体の中に、しっかりと伝えたいメッセージがある。お笑い芸人髭男爵の山田ルイ53世さんの自伝。
引きこもっている時に「ポジティブ」な歌を聴くのが辛かったり、阪神大震災の時に「これでリセットや!」と思ってしまったりする心も、よく理解できる。人生がうまくいっていない時、全てが壊れてしまえばいいのに・・・と考えてしまうものだ。
そんな「人生が余っている」と思い続けた引きこもり時代を越えて、芸人になり娘が生まれ「娘が成人するまでは飯を食わせなくては」という生きる意味が、彼にもできていくところで自伝は終わる。
この本で語られているのは特別な物語ではないけれども、引きこもっている子たちにとっては小さな希望にはなるはずだ。
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新聞の書評より。
この方のファンでもないけど、書評を読んで、本を読んでみたくなったので、図書館にリクエスト。
読んでる途中にレビューを書くのは自分としては異例。
途中挫折してしまったて、いろいろあったようだけど、本当に頭が良い印象。
お勉強が出来たんだろうな、クラスにこういう子いるよなぁ、と。
先生にいろんなことを頼まれやすくて、性格も良く男女ともに仲良く出来るような。
そういう子達って、内心同じように上から私達(その他大勢)を見ていたのかも?
読みやすい。
わかりやすい。
子供のいやらしさ、ずる賢さも、そう!そう!みたいな。
いろいろ共感してしまう。
今後も作家さんとしてのご活躍を期待します。
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著者が引きこもりになったきっかけとなった中学時代のエピソードに登場する子どもらしい悪意のいやらしさ。私も記憶にある。読んでいて、思い出して、胃がキリキリした。子どもって残酷。
私もかつては優等生だったし、引きこもり状態になったこともある。私も、子ども時代の全能感と比較したら、大人時代になってからのほうが、ちっともうまくいってない。だから、ここまで弱さをさらけだせる著者の強さがすごいなと思った。
賢い子特有の、感じやすさ、神経質さ、潔癖さみたいなもの。それがネガティブに現れてしまうこともあるけど、ポジティブにはたらくことだっていっぱいあるんだよ・・・なんて人はかんたんにいうけど、この本を読むと、そう前向きになることにためらいを感じるようにる。ありのまま繊細でいるってこういうことなんでしょって。つらいことをよけきれなくて。
と感傷的になってしまいましたが、おもわずそうさせてしまう一冊でした。
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テレビで見る有名人は成功者のイメージが大きいが、その経緯についてはそうでもなく、意外に苦労している方が多いのかもしれません。そして、著者も中学時代のある出来事から、一般的な人生の階段を踏み外したのかと思われるような生き様に、読者としてはどうなったのかと先が気になる内容に。色々とあれど、結果としては良かったのではないのかと言うのが読んだ感想ですが、それも結果論と言う事で。文章も、途中で冗談を交えて書かれてあり、読む人を笑わせてくれます。意外に文才があるのではと思いました。
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いや~面白かった。重くなりがち語られがちな内容を彼の外見に似合わず軽快に読ませる。散りばめられた一見使い古された金言が軽やかにきらめく。小説を書いたら面白い本を書くに違いない。 是非、また何か書いてほしいものである。
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最近、お笑い芸人の山田ルイ53世がジャーナリズム賞をとったというニュースを見て気になっていました。
いったどんな文章を書くのかとおもってこの本を手に取りました。
ご自身のヒキコモリ自伝ですが、非常に面白い。
うそのようなホントの話で、かなりシンドイ内容もあるのだがとても軽快に描かれているので暗さがない。
非常に面白くて最後まで一気に読んでしまいました。
非常に良かったです。