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電子書籍
花の生涯(上)
著者 舟橋聖一
三十五万石彦根藩主の子ではあるが、十四番目の末子だった井伊直弼。「政治嫌い」で、気楽な学問三昧の暮らしを望んでいた直弼だったが、一代の才子・長野主膳との親交を通して、時代...
花の生涯(上)
花の生涯 長編歴史小説 新装版 上 (祥伝社文庫)
商品説明
三十五万石彦根藩主の子ではあるが、十四番目の末子だった井伊直弼。「政治嫌い」で、気楽な学問三昧の暮らしを望んでいた直弼だったが、一代の才子・長野主膳との親交を通して、時代を見る眼は磨いていた。しかし、絶世の美女たか女との出会い、そして思いがけず井伊家を継ぎ、幕府の要職に就くや、直弼の運命は急転していく…。安政の大獄を引き起こし、桜田門外の変で惨殺された井伊直弼、波瀾の四十六年間を、見事な筆致で描ききった不朽の名作、ついに電子化!
著者紹介
舟橋聖一
- 略歴
- 1904~76年。東京生まれ。東京帝大国文科卒業。小説家、劇作家。日本芸術院会員、文化功労者。「ある女の遠景」で毎日芸術賞、「好きな女の胸飾り」で野間文芸賞受賞。
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花の生涯
2020/08/26 20:38
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
後に大河ドラマ第一作としてドラマ化される小説。二百数十年続いた幕府の鎖国政策を転換させた井伊直弼を取り上げている。さすが舟橋聖一というべきか、直弼の国事という面だけでなく、恋も取り上げている。
舟橋は東京出身で、何なら旧制水戸高校の出身だが、代表作として認知され、後に彦根市が「舟橋聖一文学賞」を創設する。