哲学する心
著者 梅原猛
現代における哲学の意義、日常性のなかに探る哲学的真理、仏教思想の再発見、日本と日本文化に寄せる真摯な思い……。本書を構成する4つの大きなテーマである。独創的思想家として知...
哲学する心
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商品説明
現代における哲学の意義、日常性のなかに探る哲学的真理、仏教思想の再発見、日本と日本文化に寄せる真摯な思い……。本書を構成する4つの大きなテーマである。独創的思想家として知られる著者が、哲学の枠組にとどまらず、時に社会学、歴史学、文学等への領域にも立ち入り、洞察に満ちた思索を縦横に展開、熱っぽく語る初めてのエッセー集。「梅原日本学」の根がここにある。
目次
- (単行本)まえがき
- 第一部 哲学とは何か
- 第二部 日常性の哲学
- 第三部 仏教の再発見
- 第四部 日本を考える
- (単行本)あとがき
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腐敗する自分と戦わせて頂きます
2002/07/11 21:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藍桐 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソクラテスやカントやニーチェ、デカルト、名前だけは知っているけれどどんなことをした人なのか、私はほとんど知りませんでした。それでも著者の他の著書がとても好きで、今回も無理を承知で読みました。ところが、それはもうちゃんと西洋の哲学がわかっていればもっともっと面白く読めたのでしょうが、専門的なことなど何一つわからない私でも、死と、ひいては生と正面から向き合った著者の言葉は感動するものばかりでした。
西洋哲学についてはある程度著者が解説してくれますし、最初は少し難しいと感じるかもしれませんが、後半の笑いの哲学や仏教についての話はとても身近でわかりやすくなっています。哲学なんて難しいと思っている方は是非ここから入るといいと思いました。