焦ったときほどゆったりと。
2017/05/04 09:20
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投稿者:sacchibi - この投稿者のレビュー一覧を見る
器が小さい人は、脳科学的に衝動的になっていることが多い。
「人は見たいようにしか物事をとらえない」ということはシーザーの名言だそうだが、
うちの上司もしばしば言っていた言葉だと思い出した。
脳を休ませる、ノンレム&レム睡眠のサイクルを整えることも必要。
脳科学的にアプローチすることが高いパフォーマンスを生み出すと言うことが理解できた。
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かねがね自分の器の小ささに悩んでいたので、読みましたw 年配の権威な先生が上から目線で語ってるのかと思ったらぜんぜんそんなことなくて、まず著者の若さにびっくり。説教されたいニーズの人には物足りないけど、私は等身大な感じが好きかな。
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毎日のほんのちょっとの行動で、あなたの器は驚くほど大きく変わる。誰からも愛される「器の大きい人」になろう。本書では、最新研究でわかった、脳を上手に鍛えて自分の「器」を大きくする方法を紹介する。
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■マインド
①行き詰まった時は、他人の脳で考えてみる。リフレーミング。
②自信がないというのは、自分が傷づきたくないというこころの防衛機能。
③焦ってきたら、話し方を「ゆっくり、はっきり」と意識
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脳科学からみた感情整理のための本。
難しい内容も多いが、実務経験を基にしたアドバイスは役に立ちそう。
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【リード】
脳の処理能力と感情の処理能力を高める事で、「器」を広げる
【内容】
○「器」を大きくする
- 優先順位を付ける
- 他人の脳で考える
- 大きい人の真似をする
- 前向きな友人とつきあう
- 教えるときはPNP(Positive Negative Positive)
○「器」のメンテナンス
- クイック瞑想
- 根拠のない自信をもつ
- ゆっくりはっきり話す
- 朝日を浴びる
【コメント】
自分の器を過大評価せず、つねに余裕を持っていられるようにしたい。
「器」という言葉と脳科学的な観点が他の本にない特徴だと思う。
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意外と軽そうで難しい本でした。
1つの題目は3ページ程度なのですが、結構ぎっしり専門用語で
解説が入ってきます。とっつきにくく、頭に入りづらかったです。
とはいえ、一つ一つはいいことが書いてあり、
自分の器の小ささに反省するところや納得するところが多々ありました。
ちょっと難しいですが、手元にあってもいい感じ。
怒ってしまったときは反省する
可塑性=変化する能力
前向きな友人と付き合う
■ミラーニューロン
怒ってる人を見てる人も怒りやすい。
陰気な人には近寄らない。
笑顔でがんばっている人には人が集まる
苦手の相手とはパーソナルスペースを問う
科学的にも
自分より優れた人間が不幸にあうと喜びを感じてしまうことが証明
→そう思ってはいけない。と思いすぎない。認めてしまう。
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はっきり言ってつまらなかった。
読んでからだいぶ経ってからレビューを書いているが
内容がほとんど思い出せないくらい中身のない本
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読んで良かった。許容量は心の余裕。ワーキング・メモリの解説は、なるほど。
その他いろいろ、なるほど。的確な文献引用のスタイルは、心地よい。
PNP。なるほど。意識してみる。
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忙しい時に感情をコントロールできなかったり、決断できずにぐずぐずしたり・・・そんな自分を自覚するたびに、「器が小さいなあ」と感じてしまいます。
この本の題名を見て、そんな自分から少しでも脱却したいなと思い、読んでみることにしました。
著者は精神科医。
人間の感情のコントロールに関して、50の項目に分けて、脳の働きや実験を交えて紹介しています。
説明の多くが「なぜそのような感情になってしまうのか」という部分に費やされているので、どうしたら感情をコントロールできるのかの、すぐに役立つ手法を期待して読むと、回答が得られない部分もあるかと思います。
でも、「このように感じてしまうものだ」と理解するだけでも、感情の暴走というのは制御できそうだな、とも思いました。
自分の”ワーキングメモリー”というものを意識して、行動していきたいと思います。
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内容がブレブレな感は否めない。
アンガーマネジメントと自信をつける方法等、各種のメンタル本の寄せ集めではあるが、メンタルヘルスについての概要をさらうにはそれなりのデキ。
同じような項目が言葉をかえて何度が登場する部分をもっとまとめて、図解を付けてもらえれば、もっとコンパクトで分かりやすい一冊になったのかも。
以下自己要点要約。
■教える時にはPNP(Positive Negative Positive)または、褒める、注意、褒める。
■陰気イライラ対策には、大豆製品、リズム運動、睡眠でセロトニン生成。
■ボーっと無心のクィック瞑想で、ムカつき、テンパリをクールダウン。
■「大丈夫だ」と根拠のない自信で苦しい場面では後ろ向きな考えをひとまず回避して前向きな考えにシフト。
■焦ってきたら、話し方をゆっくりはっきり。で自己を落ち着かせる。
■苦しい時こそ陽気さをアピールして周囲を味方にするチャンス。
■PNP
教えるときに大切なのは、PNP(Positive Negative Positive)褒めて、指摘、それを直せばもっと向上できると指導する。
褒めるばかり、しかるばかりでは評価低下や相手を萎縮させるが、褒めた上で明るく改善方法を示せば相手の脳の報酬系のスィッチを押していくことができる。
自分だけではなく、相手のドーパミン等の報酬系を上手く動かせるかどうかが器の大きい人とそうでない人の分かれ目。
■セロトニン
セロトニンの活性低下が陰気、イライラや攻撃性を高める。
・セロトニンはトリプトファンから合成され、大豆に多く含まれる。
・セロトニンの活性にはリズム運動(ウォーキング、ジョギング、ガムを噛む、吐く時間を長くとる呼吸法)
・睡眠により分泌されるホルモン物質メラトニンはセラトニンの助けを借りて合成が促進される。
つまり、イライラ陰気を解消するには、大豆製品とリズム運動、睡眠でセロトニン生成をって事かな。
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買ったのはずいぶん前。途中まで読んだものの、興味が失せてそのまま放置してた。本を整理してたら、この本の存在を思い出し、初めから読み直し。
以前よりずっと理解できた。「睡眠の科学」周りを読んでたからかな?
人の怒りの表情を見たときの人間の感情(恐怖・不快感)と行動(戦う・逃避)、という話が印象に残った。怒ることがなぜだめなのか、周りにそういう感情や行動を喚起させてしまうから、と反省。
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西田昌規『「器が小さい人」にならないための50の行動』(2011、草思社)を読む。
医科歯科大、ハーバードメディカルスクールで睡眠医学を修めた精神科医が「怒り」のメカニズムについて脳科学の見知から掘り下げたもの。
「ムカついた」「テンパった」とき、脳はどのような状態にあるのか。またその場面での脳科学的に正しい対応策は。後半の対応策については著者の経験ということで、やや軽い描写になっています。
従来、「怒り」を扱った書物では宗教的な観点や道徳的な観点からの自己修養を説くものが多くありましたが、これは違います。欧米仕込みのアンガーマネジメントのさらに土台を為すもの。
古い企業では「怒りっぽい人だから」で片付けられてしまいがちですが、程度問題で人格障害が疑われるものまでさまざまです。根性論で受け入れるのでなく、ガマンせず、距離を取ること。脳科学が心理療法の格言の正さを傍証します。
【本文より】
◯敵意を持った陰性感情としての怒りの神経回路は、以下の四つの脳部位が関係していると考えられています。
1.前頭葉眼窩面と腹内側前頭皮質
2.背外側前頭皮質
3.扁桃体
4.前帯状回
それぞれの脳部位が、攻撃性や衝動性、暴力行為など、怒りに関連する行動に重要な役割を担っています。
◯怒りに関連する化学物質として知られているのは、神経伝達物質のセロトニンとノルアドレナリン、ドーパミン。男性ホルモンであるテストステロン、抗利尿ホルモンであるバソブレッシンなどです。この中で、科学的に根拠がいちばんしっかりしているものな、セロトニンです。
◯客観性を欠いた状態で、自分のエゴだけがどんどん肥大してしまうと、人間はどうなってしまうのでしょうか。「自己愛」が病的に肥大してくると、人間はどういう状況に陥るのでしょうか。たとえば大した業績もないのに才能を誇張する「誇大性」、自分が特別な存在であるという間違った自信、過剰に賞賛されたいという強い欲求、他者への共感の欠如、強い特権意識、成功してい他人への病的嫉妬、尊大で傲慢な態度。こういった人が身近にいると大変です。
◯そういうときこそ、扁桃体の機能を利用しましょう。「闘争か逃避」反応の中の「逃避」です。可能ならば、物理的に離れてしまうのです。
◯会社など職場には、必ず自分とウマの合わない人がいるものです。時間を区切って、苦手な人とコミュニケーションを取っていくというスタンスもあります。ある程度は試みてもいいでしょうが、やはりあまりに自分に負担がかかるようならば、その人とは話さない、近づかないなど、物理的な距離を取ってしまったほうが、気が楽になることはあります。
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攻撃的な怒りの要素は、「衝動的」であり、「あからさま」、「コントロール不能」の3つの要素に分解することができその一つでも自覚症状があれば、危険な兆候であるという。よく、電車や店で激怒している人をみかけるが最近キレる人は増えているのは事実である。しかし、こうした怒りは自分を破滅に導く危険なものであり、できればそれを上手く受け流して消化できるだけの器の大きい人になるにはどのようなことを心がければよいかが、脳科学の視点から書かれている。細かいことは色々書かれているが、最大のメッセージは、休息をしっかりとることが重要であるという事である。特に、睡眠をしっかりととることであり、著者の医学的見地からの推奨時間は7時間であるという。
韓子の股くぐりという逸話が冒頭に紹介されていたが、正しくその通りで、その場だけの感情をもっていちいち対処していたら大事をなすことが出来ないという事である。怒りは、反対に「計画された」、「内に秘めて」、「コントロール可能」なものにしていかなければならない。
同時に購入した「最前線のリーダーシップ」についても言及されていたのは、何かの因縁か。
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【要約】
・いわゆる「器」と言われる心の動きを脳科学の知見で教えてくれる本。
・「扁桃体が怒りの源で、前頭葉にはそれを制御する機能がある」とか「線状体が嫉妬を喚起する」ことを知ったからと言って、普通はそこに対して意識的にアクセス、制御できるわけではない。ただ、そういう知識すらなければ、改善も覚束ない、というスタンス。
【ノート】
・はてなの「インタレスト」で知った
・サラッと読んでるうちはイマイチ感が強かったが、ノートを取って、これまでに読んだ関連本との連関を意識しながら読むようにすると、結構よくなってきた。