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暦で読み解く古代天皇の謎
著者 大平裕
建国記念日はなぜ2月11日なのかご存知だろうか? これは、天武天皇が編纂を命じた『日本書紀』の中で神武天皇の即位年を「辛酉年正月朔(庚辰)=紀元前659年2月11日」とし...
暦で読み解く古代天皇の謎
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商品説明
建国記念日はなぜ2月11日なのかご存知だろうか? これは、天武天皇が編纂を命じた『日本書紀』の中で神武天皇の即位年を「辛酉年正月朔(庚辰)=紀元前659年2月11日」としたからだ。しかし、古代の日本には暦がなく、『魏志倭人伝』にも「(倭人は)正月や四季を知らない。ただ春耕秋収を記録して年数を(数えて)いる」と記されている。では、『日本書紀』の編者たちはどのように、神武天皇の即位年を決定したのか? 本書は、5~7世紀に使用された「元嘉暦」「儀鳳暦」を読み解くことで、古代天皇の実像に迫ろうというもの。◎讖緯思想と神武天皇の紀年 ◎天武天皇と天文 ◎武内宿禰の存在 ◎空白の二年間の主役・宇治(菟道)稚郎子太子 ◎最後の「武」は武烈天皇? ◎天皇となった飯豊皇女? 暦から古代史の真実が見えてくる!
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紙の本
説得力ある
2017/03/31 12:44
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投稿者:aratakadowaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本書紀の編纂者たちは採用されたばかりの当時最新の暦、儀鳳暦の周数を使って編纂していとし、それを使っての日本書紀の読みときには非常に説得力を感ました。倭の五王の讃珍済興武がそれぞれ、仁徳、履中、允恭、雄略、清寧だとうい説にもまずまずの説得力があります。筆者は大平総理のご子息で、サラリーマンをされていたいわゆる在野の研究者なので、現在の学会では全く主流の説ではありませんが、今後の研究が待たれます。