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シュヴァルツェスマーケン 1 神亡き屍戚の大地に
著者 原作:吉宗 鋼紀 , 文:内田 弘樹 , イラスト:CARNELIAN
1983年。異星起源種BETAの侵略を受ける東ドイツは血みどろの消耗戦を続けていた。テオドールは、最強と謳われる戦術機中隊「黒の宣告」の一員でありながら国も人も信じず、己...
シュヴァルツェスマーケン 1 神亡き屍戚の大地に
シュヴァルツェスマーケン 1 神亡き屍戚の大地に (ファミ通文庫)
商品説明
1983年。異星起源種BETAの侵略を受ける東ドイツは血みどろの消耗戦を続けていた。テオドールは、最強と謳われる戦術機中隊「黒の宣告」の一員でありながら国も人も信じず、己が生き残るためだけに戦う衛士であった。そんな彼が、戦場で孤立した西ドイツ軍の衛士の少女を助け……。大人気PCゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』の物語より遡ること18年前――欧州の苛烈な戦争に身を置く若き衛士たちの、生死を賭けた戦いがいま語られる!!
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紙の本
助けた少女の握る秘密
2015/09/15 16:17
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
東西冷戦という人類同士の政治対立に加え、人々は新たな脅威に直面することとなった。その存在は、異星起源種BETA。突如地球に襲来したそれは、人類を滅亡の際に追い込みつつあった。
戦線を後退させながらも各地で抵抗を続ける拠点のひとつ、東ドイツの国家人民軍第666戦術機中隊「黒の宣告<シュバルツェスマーケン>」に所属するテオドール・エーヴェルバッハ少尉は、過去への後悔と恐怖が、彼に他人と親しく関わらせない生き方を選ばせていた。そしてその経験が、中隊長であるアイリスティーナ・ベルンハルト大尉に対して嫌悪を抱かせる理由ともなっている。
いつもの様に地上の味方を見捨てながらも戦略的目的を達成し、帰還した彼らに下った命令は、BETAに襲われる国連軍の救援だ。アイリスティーナと共に向かったテオドールは、そこで唯一の生き残りだった、西ドイツに所属するカティア・ヴァルトハイム少尉を助け出す。
損耗した中隊戦力を回復させるため、アイリスティーナは彼女を中隊に組み込み、テオドールに指導を任せるのだが、カティアの言動は、東ドイツでは許容されないものだった。
結果、国家保安省武装警察軍のベアトリクス・ブレーメ少佐の介入を招く。それはあまりにも大仰な対応に思われたのだが、実際、カティアにはある秘密があった。
世界観を知っている前提でストーリー構成されているので、初見で読む場合には出来事を追っていくことくらいしか出来ないだろう。