紙の本
長編が楽しみに
2017/09/14 18:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:**** - この投稿者のレビュー一覧を見る
これも夏目シリーズとは気がつかずシリーズの最後に読了。
短編シリーズに登場していた検事とこんな事前談があったのですね。
登場人物の人物像が膨らんで、次の長編が楽しみになりました。
紙の本
だれ、それ??
2016/11/18 11:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
あれ?これって夏目刑事の物語じゃないの?
志藤って誰?悪モノなの??
まんまと作者の思惑に踊らされたと分かるのは解説で。。。^^;
にしても、殺されても仕方がないとは言えないけれど、エリートのすることは恐ろしい。
そんな殺伐とした中で、夏目刑事の柔らかさは良い塩梅におさまってる。
・・・で、夏目刑事の最初の事件など、あいまいにしか思い出せないので、
再び「刑事のまなざし」に戻りますか^^;
投稿元:
レビューを見る
鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。その頃、東池袋署の刑事・夏目は同日現場近くで起こった不可解な集団暴行事件を調べていた。鍵を握るのは未来を捨てた少年と予備校女性講師。人間の心の奥底に光を当てる、著者ならではの極上ミステリー。何度読んでも落涙のベストセラー短編集『刑事のまなざし』に次ぐ「夏目信人」シリーズ、初の長編。
投稿元:
レビューを見る
夏目刑事シリーズの2作目ということだが、前半はあまり登場せず、父の敵を討つために検察に入ったという志藤検事が中心。
そして、志藤検事が担当する事件と、夏目刑事が捜査している事件が、やがて一つに収斂されてゆく。
二人の捜査の対比を描きながら、予想を覆す事件の真相にたどり着く。
今後、志藤検事の検察を志望することとなった事件、そして父の敵とする人物と対決する捜査が描かれるのだろうか。楽しみである。
投稿元:
レビューを見る
自殺として処理された事件に、疑問を持った検事の志藤。その事件の近くで起こった、集団暴行事件を調べる刑事の夏目。二人の捜査は自殺の裏に隠された真相に迫っていく。
『刑事のまなざし』の夏目が再登場。証言をたどっていく地道な捜査から複雑な人間関係がほどけていく、地に足着いた捜査小説です。
厳格に正義を追い求める志藤の切れ者っぷりと、人の感情の機微に重点を置いて、どんな相手にも理解を示し捜査を進める夏目。真相を明らかにしたいという気持ちは一緒でも、どこか違う二人の捜査の対比は、それぞれの正義を感じさせられます。
志藤がたどり着いた答えと、夏目がたどり着いた答えの先にある事件の真相。対照的な二人だからこそ見えてくる事件の真相は、人の闇の部分だけでなく、その裏にある光の部分も明らかにします。夏目はどんな人や事件にも必ず、表面からは見ることのできないものがある、そう信じているからこそ、事件の裏の裏までを観ようとするのだと思います。
展開の地味さや、被害者の人間性についてなど、もう少し書き込んでほしいところはあったりもしたのですが、夏目と志藤のコンビの再登場にも、ぜひとも期待したくなる作品でした。
投稿元:
レビューを見る
201603/薬丸岳にハズレなし、は今回も健在。夏目と、切れ者検事の目指すとこは一緒でも対称的な描写が面白い。胸が痛む真相はつらかったけど、結末含め良い作品だった。(文庫帯のアオリはいただけない…講談社的には泣きをウリにしたいんだろうけど、読む前からそこアピールされるとなえる)
投稿元:
レビューを見る
過去の薬丸作品と比べると、内容もメッセージ性も薄い。なんだか見劣りしてしまった。残念。
あらすじ(背表紙より)
鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。その頃、東池袋署の刑事・夏目は同日現場近くで起こった不可解な集団暴行事件を調べていた。事件の鍵を握るのは未来を捨てた青年と予備校女性講師。人間の心の奥底に光を当てる、著者ならではの極上ミステリー。
投稿元:
レビューを見る
夏目信人刑事が活躍するシリーズ第2作。今回は長編。
鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。その頃、東池袋署の刑事・夏目は同日現場近くで起こった不可解な集団暴行事件を調べていた。事件の鍵を握るのは未来を捨てた青年と予備校女性講師。人間の心の奥底に光を当てる、著者ならではの極上ミステリー。
志藤検事の視点が加わったことで、物語に奥行きが出た。今後も楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
『刑事のまなざし』に続く夏目刑事シリーズの第2弾。
今回は長編~♪どっぷり浸かれまっせ~w
そして、一途な愛に泣く。(☍﹏⁰)クスン
あ、猫好きな人は読まない方がいいっす・・・。
ええ、ホントに。
投稿元:
レビューを見る
あれ?これって夏目刑事の物語じゃないの?
志藤って誰?悪モノなの??
まんまと作者の思惑に踊らされたと分かるのは解説で。。。^^;
にしても、殺されても仕方がないとは言えないけれど、エリートのすることは恐ろしい。
そんな殺伐とした中で、夏目刑事の柔らかさは良い塩梅におさまってる。
・・・で、夏目刑事の最初の事件など、あいまいにしか思い出せないので、再び「刑事のまなざし」に戻りますか^^;
投稿元:
レビューを見る
エリート外科医はなぜ鏡の部屋で殺されたのか。薬丸岳の作品は読んでいて引き込まれる。この作品は今までのよりは少し退屈だが、十分面白い。
投稿元:
レビューを見る
夏目刑事シリーズ。他の長編作品にはかなり裏切られたので心配したが、このシリーズは安定しているようだ。やはりテーマが筆者の考えにマッチするからなのだろうか。刑事の約束の続編に期待する。
投稿元:
レビューを見る
シリーズものらしいが生憎と前の話を読んでいないが、主人公たる刑事の持ってる背景とキャラが分からないものの、まあ、そんなことは関係なく読み進めることができたが、主人公が主人公らしくキャラが立っておらず、検事の方が目立った感がある。その両者の対比を狙ったのだろうが、主人公の背景が分からない初読ものには、その意図が伝わらない。医学を志す人の精神の在り方は色々あるとは思うが、強制されてなるものではないのだろうとも思うし、強制的に排除されるべきでもないのだろうとは思う。
投稿元:
レビューを見る
夏目刑事の活躍がなかなか見られなくて、イライラさせつつ、検事がほぼ主役なお話。
最後は、夏目刑事の捜査に検事も納得する。
個人的にはもうちょっと早目に夏目刑事の活躍が見てみたかった。
投稿元:
レビューを見る
鏡に囲まれた奇妙な部屋でエリート医師が自殺した。
自殺したのは痴漢の汚名を着せられ嫌疑不十分で釈放された直後だったが、その死を他殺と疑った検事・志藤は独自に調査を進める。
同じ頃、所轄の人情刑事・夏目はある手がかりから真相を探っていくが・・・。
「刑事のまなざし」の夏目刑事が再登場。
前作が良かったので、今後もシリーズ化してほしいと思ってました~。
今回は、夏目刑事と志藤検事の推理が交互に展開されていきます。
真実を明らかにするという目的は同じなのに、正義に対するアプローチが異なるために捜査方法が違う二人。
そんな二人の視点で事件の核心に迫っていく展開は緊迫感があって読み応えがありました。
人の心に寄り添いながら捜査を進めていく夏目には相変わらず感情を揺さぶられましたが、今回は志藤検事のほうが出番が多いので夏目刑事の魅力があまり発揮されてない気がしました。
終盤も駆け足気味のせいか、ちょっと雑な感じで残念。
「鏡」というガジェットもうまく使いこなしていないし、人物の掘り下げも足りないので受け入れがたい真相にはリアリティを感じることができないんですよね。
次回作を楽しみにしたいと思います。