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電子書籍
まぼろしのパン屋
著者 松宮宏
朝から妻に小言を言われ、満員電車の席とり合戦に力を使い果たす高橋は、どこにでもいるサラリーマン。しかし会社の開発事業が頓挫して責任者が左遷され、ところてん式に出世。何が議...
まぼろしのパン屋
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まぼろしのパン屋 (徳間文庫)
商品説明
朝から妻に小言を言われ、満員電車の席とり合戦に力を使い果たす高橋は、どこにでもいるサラリーマン。しかし会社の開発事業が頓挫して責任者が左遷され、ところてん式に出世。何が議題かもわからない会議に出席する日々が始まった。そんなある日、見知らぬ老女にパンをもらったことから人生が動き出し……。他、神戸の焼肉、姫路おでんなど食べ物をめぐる、ちょっと不思議な物語三篇。【解説】大森望
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紙の本
哀愁がジワジワ
2024/03/15 17:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amami - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙とタイトルに惹かれて読み始めたら、いい意味で予想を覆された。
タイトルにもなっている、まぼろしのパン屋は東急沿線に住む働き盛りのサラリーマンの哀愁がジワジワ伝わってくるし、その奥様が無添加パン作りにハマる感じも身近な感じ。
独立短編でどれも仕事や人生の喜びと悲しみを大袈裟過ぎずに日常に落とし込みながら伝えていて面白かった。
紙の本
まぼろしのパン屋 (徳間文庫)
2019/04/20 13:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:lakini - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ
うーん。
まぁサクッと読めるからいいけど、あまり面白いわけでもない。
1作目の、まぼろしのパン屋は、タイトルにもなってるだけあってまぁ良かったけどね。
発想は少しだけ面白くて、
お仕事小説的な業務の詳細な描写があるのに、業務で悩んだり活躍したりする主人公ではなくてパッとしない設定の主人公だったり(笑)、さり気なく真面目な環境と開発の問題などに触れたかと思えば、いきなり死んだハズの人が焼き立てパンをプレゼントしてくれるんだったり(笑)。
何でもありでした。
3作くらい入ってて、全部独立短編。