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王になろうとした男
著者 伊東潤
野心が、野望が、人を変えていく戦国時代。桶狭間の戦で功を挙げた毛利新助。計策事により秀吉や光秀よりも出頭した塙直政、臣下の謀略で一族郎党を虐殺された荒木村重、信長に父を殺...
王になろうとした男
王になろうとした男 (文春文庫)
商品説明
野心が、野望が、人を変えていく戦国時代。桶狭間の戦で功を挙げた毛利新助。計策事により秀吉や光秀よりも出頭した塙直政、臣下の謀略で一族郎党を虐殺された荒木村重、信長に父を殺された復讐を胸に秘める津田信澄、黒人奴隷となって売られてきた彌助。信長の家臣ゆえ、運命に翻弄された男たちを描く短編集。高橋英樹による文庫版の解説も収録。
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紙の本
あんまりおもしろくはなかった
2020/10/31 15:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:manager - この投稿者のレビュー一覧を見る
思ったよりも脚色が強いように思われた。読んでいて気持ちいいものではなかったと思う。ちょっと好き嫌いが分かれるのではないか
紙の本
出世競争
2023/08/11 10:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
五人の異なった視点から主君織田信長を描いた連作短編集である。同じ作者の「天地雷動」でも見せたこの手法は一つのテーマに対し多様な切り口で描き出すのに大変に適した手法である。
謎の多い 荒木村重の裏切りや本能寺の変の黒幕など、ちょっと眉唾ものの謀略説であるが、小説ネタとしてはまあ面白いかなと思う。ブラック企業でひたすら後のない出世競争に明け暮れる現代の社畜と重なって見える部分が多い。
紙の本
登場人物の生き生きとした筆致が素晴らしい
2017/10/11 23:22
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ところ点 - この投稿者のレビュー一覧を見る
織田信長の家臣の運命を描く傑作集。登場人物の生き生きとした筆致が素晴らしく、時にサスペンスのような手に汗を握る場面もあり、どの作品も読み応えがある。特に、中川清秀の裏切りと荒木村重の復讐を描く「復讐鬼」、津田信澄の信長暗殺画策と自己崩壊を描く「小才子」が面白かった。