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貨幣
著者 著者:太宰治
底本名:女生徒底本出版社名:角川文庫、角川書店底本初版発行年:1954(昭和29)年10月20日、1968(昭和43)年2月5日改版44版入力に使用した版:1994(平成...
貨幣
商品説明
底本名:女生徒
底本出版社名:角川文庫、角川書店
底本初版発行年:1954(昭和29)年10月20日、1968(昭和43)年2月5日改版44版
入力に使用した版:1994(平成6)年6月15日改版49版
校正に使用した版:1994(平成6)年6月15日改版49版
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☆貨幣☆
2024/04/06 23:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
貨幣(七七八五一号の百円紙幣)が主人公となり、その視点から世の中が描かれています。
銀行から下ろされたての時は高額紙幣として扱われたが、転々流通していくうちに次第にしわくちゃになり、またさらなる高額紙幣も登場し、ありがたみが薄れていく。
七七八五一号の百円紙幣を手に取った人々の状況も描かれており、面白い。
また、その使われ方等に対して紙幣自身の感情が綴られており、「お金は大切に使わないと、紙幣自身が何と思うやら」と、紙幣を利用する人間を律するような作品でもあるように感じた。
経済学で学ぶような貨幣流通とはまた一味違った貨幣流通の面白さがある。