ひとは情熱がなければ生きていけない 勇気凛凛ルリの色
著者 浅田次郎
いつかきっとと熱望しながら回り道をして小説家になった著者。遊びも仕事も生活も、当代のベストセラー作家は何を指針に生きてきたのか?ダンディズムの父、映画女優のような母が教え...
ひとは情熱がなければ生きていけない 勇気凛凛ルリの色
商品説明
いつかきっとと熱望しながら回り道をして小説家になった著者。遊びも仕事も生活も、当代のベストセラー作家は何を指針に生きてきたのか?ダンディズムの父、映画女優のような母が教えてくれたこと。後輩たちに伝えておきたいこと。痛快エッセイ〈勇気凛凛ルリの色〉シリーズに連なる、浅田ファン必読の書。
目次
- ひとは何に生きがいを見つけるのか〈天職への情熱〉 私の小説家への道
- ひとはどう自分流をつくるのか〈創造の情熱〉 私の創作作法
- 後輩諸君! 〈私の人生観〉
- ひとは育ちから何を学ぶか〈生活美学の情熱〉 私の江戸ッ子気質
- ひとはどんな“自分”でいたいか〈こだわりの情熱〉 私の自己評価法
- 男の本領について 〈私の自衛隊経験〉
- ひとはどこで日常からリセットするのか〈遊びの情熱〉 私の道楽の極意
- あとがき
- 初出一覧
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作家「浅田次郎」を構成する主要な成分は情熱だった?
2009/06/21 06:08
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BH - この投稿者のレビュー一覧を見る
「鉄道員(ぽっぽや)」、「壬生義士伝」の著者である浅田次郎のエッセイということで、今更ながら読んでみました。
作家としての浅田次郎を構成する主要な成分である情熱と、その情熱あふれる氏の人生観がどのようにして形成されていったのかを、過去を振り返って語るというのが本書の内容です。(講演も収録)
破天荒な作家自身の人生の経験がその作品に及ぼす影響は、とてつもなく大きいのですね。そして、浅田次郎という一個の人間としての「人は情熱だけで存外いきてゆける」という確信が、数々の名作を生み出す原動力なのですね。
以下、おまけ的な独り言...
それにしても、ラスベガスってそんなに何度も行きたい場所なのでしょうか?「ネバダ州観光局の回し者ではない」とは氏の弁ですが、まったく説得力がありません。
本書の後半を読み進めていくと、まんまとラスベガスに行きたくなってきますw
でも、2万ドルも摩るのは勘弁なのですw
個人的な確信としては、ラスベガスという場が非常識というより、氏の行動力が(結果オーライ的な意味で)非常識なのだと思いますwww