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ドミノ倒し
著者 貫井徳郎
地方都市・月影市で探偵業を営む十村は、亡くなった元恋人の妹から「殺人事件の容疑者となっている男の無実を証明して欲しい」と依頼される。久しぶりの依頼に、十村は旧友の警察署長...
ドミノ倒し
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ドミノ倒し (創元推理文庫)
商品説明
地方都市・月影市で探偵業を営む十村は、亡くなった元恋人の妹から「殺人事件の容疑者となっている男の無実を証明して欲しい」と依頼される。久しぶりの依頼に、十村は旧友の警察署長も巻き込んで、癖のある月影市の住人たちを相手に早速調査に着手する。しかし調査を進めていくうちに、過去に月影市で起きた別の未解決殺人事件との奇妙な共通点が見つかり、さらに別の殺人事件との繋がりも浮かび上がる。ドミノ倒しのように真実を追えば追うほど異様に広がっていく事件。その真相に探偵が迫るとき、恐るべき結末が待ち受ける――。人間の歪みと捩れを浮き彫りにする、衝撃の長編ミステリ。/解説=三島政幸
目次
- 第一章 厄介事は美女とともに
- 第二章 馬鹿は馬鹿を呼び、馬鹿げた話を語る
- 第三章 ひょっとして連続殺人?
- 第四章 タフな調査に女はいらない
- 第五章 老人パワーにゃ敵わない
- 第六章 幽霊の正体見たり、そんなのあり?
- 第七章 探偵は過酷な現実と対峙する
- 第八章 もう死体にはうんざり
- 第九章 探偵はいよいよ事件の核心に迫る
- 第十章 ドミノは倒れるよどこまでも
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紙の本
期待して読んで損はしない
2018/05/21 22:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
貫井徳郎の作風といえば、緻密で徹底的で、ときに狂気を孕んで、重い読後感、という印象でした。
それが、このたび読んだ『ドミノ倒し』は、題名も軽いし文体も軽い、展開はドタバタで登場人物は極端……。
とても貫井徳郎の作品とは思えなかったのです。
最後の数ページまでは。
ああ、もうこれ以上は書けません。
言えることは、期待して読んで損はしない、そしてやっぱりさすが貫井徳郎! ということです。
紙の本
これは…
2016/10/12 21:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hdk - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで貫井作品でここまで残念な気持ちになったのは初めてです。途中で嫌になってやめたみたいな終わり方で、逆に「伏線見落としてるかも」ともう一度読み直そうかと思うほどでした