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したがり若未亡人
著者 永峰彰太郎
(奥の奥まで裕ちゃんでいっぱいになってる……)押し込まれた息子の肉茎に眉をたわませる義母。熟れた尻を妖しくくねらせ、自ら快感をむさぼる。早くに夫を亡くし、自慰で誤魔化して...
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したがり若未亡人
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商品説明
(奥の奥まで裕ちゃんでいっぱいになってる……)押し込まれた息子の肉茎に眉をたわませる義母。熟れた尻を妖しくくねらせ、自ら快感をむさぼる。早くに夫を亡くし、自慰で誤魔化してきた肉欲。行き場のない淫性を夜ごと我が子にぶつけるが……32歳、27歳、34歳……乱れ啼く三匹の若未亡人!
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紙の本
亡夫への操から主人公激ラヴへの愉快な未亡人達
2016/06/28 23:48
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
4度も『未亡人』を用いたタイトルに「どれだけ未亡人推しなのか」と思ったが、実情は『したがり』が正鵠を射ていた。亡夫の三回忌を経て新たな人生を歩もうとする女教師は憎からず想っていた生徒(主人公)に焦がれて自慰に勤しみ、ご立派だった亡夫のムスコに代わる者など現れないと思っていた兄嫁は義弟(主人公)に希望を見出し、亡夫との約束を律儀に守り続けた義母の空虚は義息(主人公)によって満たされる。それぞれ今は亡き夫への操を残しながら、それでもやはり満たされない現実を主人公によって埋めようと積極的に、そして最後は無節操かつ貪欲に求める愉快な作品だった。
一生懸命な想いが明後日の方向にズレているオモシロさが全編に漲るのは、作者が真面目におバカなことを書いたのか、それとも単に真面目に書いた結果がおバカだったのか知る由もないが、これほどのおバカ可愛い未亡人を何とも上手に描いたものである。第15回フランス書院文庫官能大賞の特別賞を受賞した本デビュー作を以て作者の今後の活躍に期待したいものである。
話は未亡人女教師【佳奈子】32歳から始まり、悶々としていた現状から18歳の教え子である主人公にときめき、盛大な妄想から自慰に耽り、遂には筆下しへと至る。教師の自覚と女の恥じらいが交錯する中で最後は未亡人の空閨が勝ってしまい、無我夢中と言える貪欲さでぶつかっていく姿が可愛らしい。その後は主人公を自宅に呼んで貪り合う淫らさもあるのだが、教師にあるまじき行為との思いもあり、終盤で見せた決意が主人公の心の決定打ともなっていく。
義弟たる主人公を普段から可愛がっている兄嫁の【早紀】27歳は奔放で唯我独尊の快楽主義者であり、もしかしたら亡夫(主人公の実兄)譲りなムスコの持ち主ではなかろうかとの推測から次第に主人公を男として見るようになる。主人公が既に経験済みと知って嫉妬したり、昂ってくると普段は見せない恥じらいがあったりと可愛らしい一面もあって主人公も惹かれていく。そんな早紀の人柄を示すがごとく最も大胆な官能場面が中盤に出てくる。
表出する態度と内心とのギャップがオモシロい本作において、その最たるは義母の【理恵】34歳であろう。夫婦に生じていく暗黙の官能的ルールが夫亡き後も続いているのは未亡人に共通することだが、その最もトリッキーな約束によって理恵はお尻担当にもなっている。第五章の章題『お尻を自ら開発する義母』の真意がじわじわやって来て笑える。早紀との密戯を知って猛烈に嫉妬するのだが、それだけの決意と覚悟を亡夫から義息へ託す理恵のお尻への矜持は生半可でなく、それだけに最も甘えん坊で依存気味に傾倒していく。
反りの合わない早紀と理恵はキャラに見合った形で互いに相手の排斥を目論むのだが、佳奈子の存在が浮上してからは共闘することで仲良くなりつつ主人公の強い想いを聞かされては形勢が逆転してしまう妙味が見られた。先の見えない修羅場かと思わせながら良い着地だと思う。この間、3Pから4Pへの官能が続き、縦に並ぶタンデム合体の妙技も繰り出されるのだが、ここまで来ると箍の外れ方も相当なもの。淫らさはこの上ないものの少々の締まりのない結末に感じるかもしれない。ただ、全体としては話も面白く、キャラはオモシロく、官能も申し分ない、デビュー作として上々の滑り出しと言えよう。