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低欲望社会 ~「大志なき時代」の新・国富論~(小学館新書)
著者 大前研一
“アベノミクスのパラドックス”を読み解く。〈安倍政権が「アベノミクスのエンジンを最大限にふかす」「切れ目のない経済対策」「第2次安倍政権以降最大の28兆円」などと喧伝すれ...
低欲望社会 ~「大志なき時代」の新・国富論~(小学館新書)
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低欲望社会 「大志なき時代」の新・国富論 (小学館新書)
商品説明
“アベノミクスのパラドックス”を読み解く。
〈安倍政権が「アベノミクスのエンジンを最大限にふかす」「切れ目のない経済対策」「第2次安倍政権以降最大の28兆円」などと喧伝すればするほど、国民は日本経済の先行きは暗いと思ってしまう。これこそアベノミクスでも景気がいっこうに上向かないパラドックス(逆説)の仕組みであり、私が「心理経済学」として提唱していることである。〉(新書版まえがきより)
なぜ「アベノミクス」では景気が良くならないのか?
日本が“借金漬け”から脱する日は来るのか?
「皆が等しく貧乏になる国」で本当にいいのか?
……それらの難題を読み解くカギは「低欲望社会」にある。
日本では今、世界に先駆けて未曽有の危機が進行している。人口減少、超高齢化、欲なき若者たちの増加……。この国に必要なのは人々の心理に働きかけ国全体を明るくする新たな国富論だ。
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紙の本
大前研一氏による待望の心理経済学の書です!
2018/11/13 09:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、大前研一氏による我が国の社会及び経済について書かれた書です。我が国の経済は、アベノミクスによって翻弄されてきましたが、一向に立ち直る気配がありません。そこできて、少子高齢化の社会が進み、「欲のない」若者が急増しているという現状です。一体、日本社会は、日本経済は、将来、どうなっていくのでしょうか。日本の将来について考える待望の一冊です。
紙の本
日本人へのエール
2017/01/26 22:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キートン - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンサルタントである著者が統計データや世界中を見てきた所感を混じえ論理的に喝破し日本再生の道筋を展開。
そう上手くはいかないとは思いつつ頷ける点もかなり多い。
不安さえなくせば日本は大丈夫!と坂の上の雲を見よ、君たちは大丈夫なのだよ、と最後にはエールも。
思考停止に陥っている日本人には一読の価値あり。