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アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか
著者 待鳥聡史(著)
アメリカの大統領は世界的な注目を集めて就任するが、任期途中で失速することも多い。オバマもそうだった。なぜか。日本やイギリスの首相とは違って、大統領には自由に政策を実現する...
アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか
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アメリカ大統領制の現在 権限の弱さをどう乗り越えるか (NHKブックス)
商品説明
アメリカの大統領は世界的な注目を集めて就任するが、任期途中で失速することも多い。オバマもそうだった。なぜか。日本やイギリスの首相とは違って、大統領には自由に政策を実現するだけの実験が与えられていないからだ。本書はイギリス植民地以来の歴史と国際比較から、大統領の権限が弱い理由を解明し、カーター、ビル・クリントン、オバマらを分析して、各大統領がこの困難にどう取り組んできたのかを明らかにする。一貫した視点で根本問題から将来像までを見通す、アメリカ政治の正確な理解に欠かせない一冊。
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紙の本
今年の大統領選挙を理解するために
2016/10/16 08:47
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投稿者:コーク - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカの大統領は権限が少ない。と言えば意外に聞こえるだろう。
本書で「現代大統領制のディレンマ」と称されるこの権限の少なさと大統領自身に向けられる有権者からの期待のズレは、歴代の大統領、殊にリベラルコンセンサスが崩壊した1970年代以降顕著となっている。
そして「トランプはなぜ大統領候補になったかを」共和党の変容と共に考察している点は非常に興味深かった。