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杜甫全詩訳注(四)
晩年にいたってなお断ち切れぬ出仕への思い。ついに長安への帰還に絶望した杜甫は、洞庭湖の南で漂泊の生涯を閉じる。しかし、その作品はいよいよ巧緻を極め、深い陰翳を文字に刻みな...
杜甫全詩訳注(四)
杜甫全詩訳注 4 (講談社学術文庫)
商品説明
晩年にいたってなお断ち切れぬ出仕への思い。ついに長安への帰還に絶望した杜甫は、洞庭湖の南で漂泊の生涯を閉じる。しかし、その作品はいよいよ巧緻を極め、深い陰翳を文字に刻みながら、最後の段階にあっても前人未到の高みへむかい、さらなる歩みをつづける。作品検索に簡便な「全詩題索引」と詳細な「杜甫年譜」を添えて、書き下ろし全訳注、堂々完結!
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杜甫の詩歌シリーズの最終巻で、晩年の彼の思いを生き生きと伝えてくれます!
2020/03/18 12:39
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、講談社学術文庫「杜甫」シリーズ全4巻の最終巻です。杜甫は、中国の唐時代に生きた詩人で、李白とともに、中国文学史上最高の詩人として「詩聖」という呼び名をもっている偉大な人物です。同最終巻は、杜甫の晩年に詠まれた詩歌が57編収められており、晩年に至っても、なお断ち切れぬ出仕への思いや、ようやく長安へ帰還したにも関わらず、絶望の中で洞庭湖の南で生涯を閉じようとする杜甫の思いや思念が生き生きと描かれています。この最終巻を、これまでの1巻から3巻と合わせてお読みいただきたいと思います。