私の好きな週末
著者 著者:三好 銀
個性豊かなラインナップが揃うビームコミックスの中でも、孤高のユニークな存在として、唯一無二の輝きを放つ作品を発表してきた、漫画界のマイナー・ポエト、三好銀。彼は、2016...
私の好きな週末
商品説明
個性豊かなラインナップが揃うビームコミックスの中でも、孤高のユニークな存在として、唯一無二の輝きを放つ作品を発表してきた、漫画界のマイナー・ポエト、三好銀。彼は、2016年8月31日、突然、この世界から去っていった。急逝を追悼して、遺作となった最新シリーズの全話に、単行本初収録の短篇を併収した特別編集本を緊急刊行する。
「ここからは天国しか見えやしない」三好銀「夏休み新聞」より(単行本『海辺へ行く道 夏』所収)
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独特の美しさ 魂を優しくなでられるような本
2020/01/24 23:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トト - この投稿者のレビュー一覧を見る
新しい本に出会いたいと書店の本棚から適当に抜いたのがこちらの本でした。今まで読んだことがない不思議な作風で、正直初めの感想は「???」でした。
しかしなんともいえない空気感、テンポ、絵の線などに惹かれつい何度も開いて読んでる内にすっかり虜に。
何気ないようでいて少し不思議な日常を淡々と描いているこちらの作品は、独特な美的センスやロマンチックさを感じます。取り立てて「美しく優しい話」が描かれてるわけではないのに(どちらかといえばシュール?)読んでいると魂が優しくゆらされるような心地よさ。なんだか心理療法?みたいです(心理療法受けたことないですが)読んだ後とても落ち着きます。この作品が必要な方はたくさんいらっしゃるんじゃないだろうかと思いました。いろんな方にぜひ一度読んでいただきたいです。
自分はあまり読まなくなった本をすぐ断捨離してしまうのですが(狭小のため)こちらの本は一生手放したくないです。
作者の三好銀さんがすでにお亡くなりになっていると知りとても寂しいですが、こんなに素敵な作品をこの世に残してくださったこと、心から感謝してます。出会えてとても嬉しかったです。
小説のような
2017/05/14 14:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:k - この投稿者のレビュー一覧を見る
読後感が小説を読んだあとのような漫画です。何か大きなことが起きるわけではなく淡々と話が進んでいきますが、キャラクターたちの会話、そして海沿いの町の描写が心地よく、退屈さは感じません。ふとしたときにまた読みたくなる漫画です。